冬の“眠りの質”低下には「バナナ」が効く!?

 冬は気温の低下や日照時間の短さ、日中の活動量が減ることなどが原因で、睡眠の質が下がりやすくなります。一方、睡眠コンサルタントの友野なおさんによると、睡眠の質はイコール健康の質、キレイの質、人生の質といっても過言ではないことを、これまで多くの研究が明らかにしているといいます。快眠をサポートするための工夫はさまざまありますが、快眠体質に生まれ変わるために最も重要なことは、「自分が無理なく楽しく続けられること」なんだそうです。

 友野さん監修のもと、日本バナナ輸入組合が発表したリリース資料によると、バナナは快眠を促す働きがあるといわれるセロトニンやメラトニンなどのホルモンの原料となる必須アミノ酸「トリプトファン」とともに、ビタミンB6や炭水化物を含む食材です。トリプトファンは体内で合成することができず、食べ物から摂取する必要があるそうなので、バナナはもってこいの食材といえますね。

 また、朝の時間にトリプトファンだけではなく、ビタミンや炭水化物と同時に摂取することで、日中をより活動的に過ごすことができ、適度な疲労で入眠しやすくなるのだとか。朝に「バナナ」から快眠に必要な栄養素を取り入れることで、より手軽に、日中の元気と夜の質のよい眠りを得やすくなるようです。

 トリプトファンを同じように含む「牛乳」と共にバナナを摂取することで、トリプトファンの摂取をより強化することもできるそう。忙しい朝は、牛乳とバナナを合わせてスムージーなどにして取り入れるといいかもしれません。

 友野さんによると、食生活の見直しだけではなく、日常生活の工夫でも睡眠の質を高めることができるとか。朝の目覚めをよくするために、朝起きたら太陽の光を15秒程度見るようにする、寝る前にはクラシックやヒーリング音楽・アロマテラピーなどでリラックスする、38~40℃のお湯での全身浴・42℃程度のお湯での手・足浴などで適度に体を温める、などがよいそうです。

 逆に、寝室のカーテンを閉め切って朝に光が入らないようにする、21時以降に運動をする、寝る前に考えごとをする、映画鑑賞や読書などでドキドキするなどは、睡眠の質を下げるそうですよ。

 冬の快眠は、食事や寝る前の習慣など、手軽に取り入れられる生活の工夫で改善できるようです。快眠をサポートする栄養がたっぷり含まれているバナナを活用したり、睡眠環境を見直したりして、冬でもエネルギッシュに過ごしましょう。

(美容・健康ライター Nao Kiyota)

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