50歳を目前にして博多大吉がどんどん女性ファンを増やしているようだ。
ディーン・フジオカに似ていなくもない端正な顔立ちに公称身長182センチのスリムボディ。人見知りゆえに初対面の相手にはどんな年下でも敬語を使用。「モテるでしょ?」と言われたら「いやいやいや、もっと言って!」と返して相手を立てつつ笑いも誘う。
そんな通称「大吉先生」が10月30日放送の「あさイチ」(NHK)で聞かせた歌声が、さらのファンの裾野を広げたらしい。
この日は朝ドラ「エール」(NHK)で佐藤久志を演じている山崎育三郎が「プレミアムトーク」コーナーに登場。“ミュージカル界のプリンス”の異名を持つ山崎が「あさイチ」メンバーである博多華丸、大吉、近江友里恵アナの3人に「エール」の主題歌であるGReeeeNの「星影のエール」を歌唱指導するシーンがあり、懸命に歌うも素っとん狂な歌声を披露した大吉に黄色い声があがっているのだ。
山崎によれば、犬の呼吸法を真似ると腹式呼吸ができるようになるそうで、舌を出してハアハアと犬のように呼吸を繰り返してから「星影のエール」のサビを歌うように大吉を指導。その通りに歌い出した大吉は1オクターブ上のキーで歌い出してしまい、即座に歌唱ストップの声がかかることに。
「大吉は『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の『お笑い芸人歌がへたな王座決定戦スペシャル』で優勝経験があるほど、歌がヘタです。歌だけでなく運動神経も悪く、ネガティブ思考で細かいことにまでうるさいことも『アメトーーク!』や『ロンドンハーツ』(ともにテレビ朝日系)などのバラエティ番組で明かされています。それでも女性からモテるのは“できないことを強みに変える転換力”があるからでは。歌ヘタぶりや運動音痴ぶりをさらして笑いに変え、他人に期待していないので執着もなく紳士的で善人に見える。モテたい男性は大吉をお手本にすればいいと思います」(女性誌記者)
大吉無双状態はまだまだ続きそうだ。