コロナ禍で多数のライブが中止になっていたが、政府からの発表により、9月から11月末まで、マスク着用や席の間隔を開けるなどの条件付きでイベントの開催制限を緩和されたことで、ライブを再開させるグループがじわじわと増えはじめている。
そんな中、4人組の人気歌謡グループ・純烈が11月5日、都内で有料配信ライブを開催。しかし、2000人規模の会場に、観に行った観客はたった一人だけだったそうだ。
マダムから大人気の彼らが、なぜ1人しかファンを呼べなかったのか。その理由を、ライブに駆けつけた記者がこう語る。
「コロナ禍の状況下において密を避けるため、ファンクラブの中から選ばれた1名だけを招待したそうです。ステージは全編お芝居仕立てとなっており、プロレスラーの乱入や、メンバー・小田井の妻でタレントのLiLiCoが急遽電話で生出演するなど、大盛り上がりを見せていました。過去には、クリスマスの日にオフィスのエントランスをステージに、通行人が1人も立ち止まらないままクリスマスソングを延々と歌った“無観客ライブ”を行ったというエピソードも語っており、そんな辛いことも乗り越え、大ブレイクした純烈はいつもより輝いて見えましたね」
会見では、いつものジョークで新メンバーの加入も匂わせながらも、紅白出場への意気込みも見せていた純烈。果たして、三度目の紅白出場となるか。
(佐藤ちひろ)