放送中のドラマ「青のSP」(フジテレビ系)ではスクールポリスという仕事に就いている民間人をナチュラルに演じている藤原竜也。しかし、藤原といえば、福本伸行氏原作の漫画「カイジ」シリーズの実写映画で演じた主人公・伊藤開司の印象が強いのではないだろうか。舞台で鍛えられたオーバーアクションの連発は、お笑いコンビ・ガーリィレコードの高井佳佑やピン芸人のGたかしなどに、「キンキンに冷えてやがるぜ~」と言いながら床を転げまわるモノマネをされるほどだ。
3月5日公開予定の藤原主演映画「太陽は動かない」は、そんな「藤原竜也モノマネ芸人」の新ネタになりそうなシーンが満載のようだ。
2月5日放送の「めざましテレビ」(フジテレビ系)にVTR出演した藤原と共演者の竹内涼真は、この新作映画がスタントマンを立てず、すべて自身がアクションシーンを演じたため、撮影が想像以上に過酷だったことを述懐。特に水が苦手で泳げない、高い所も大の苦手だという藤原は「何度も死ぬかと思った」と振り返り、お笑い芸人がモノマネの新ネタにしそうなシーンもたくさんあるとし、笑顔を見せた。
「藤原は芸人が自身のモノマネをすることは黙認しているというか、ほぼ公認しているんです。2017年6月8日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では、ピン芸人の『Gたかしがモノマネする開司をモノマネする』という罰ゲームに応じて話題になりましたからね。モノマネする側の芸人にとって、藤原のスタンスは最高に快適でしょう」(芸能ライター)
新作映画では、心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野一彦を演じる藤原。この設定を聞いただけでも、モノマネする芸人が手ぐすねひいて待ち構えている様子が目に浮かぶようだ。