タレントの菊地亜美が7月8日、「主治医が見つかる診療所スペシャル」(テレビ東京系)に出演。慢性的に悩まされていたという胃痛の原因が判明した。しかし、ネットではさらなる健康不安を指摘する声も‥‥。
菊地は普段から胃痛に悩まされていることを告白。胃薬を飲んでいるがあまり効かず、もう5、6年ほど続いているといい、「仕事も行けないかも」と思うほどの強い痛みも年に1回はあるという。そこで番組で胃カメラ検査を実施した結果、「萎縮性胃炎」であることが判明。慢性的な炎症が長期化することで、胃の粘膜が薄くなり脆弱になった状態で、原因は胃に住み着くピロリ菌にあるという。ピロリ菌は幼少期などに飲んだ野山の水や井戸水から感染するケースが多いと言われている。
菊地の父親もピロリ菌に感染していたといい、菊地を診察した医師は子供に口移しで物をあげたり、同じスプーンで味見をしたりすると感染することを明かし、菊地のピロリ菌も父親からもらった可能性があることを示唆した。
しかし、ピロリ菌は薬で除菌できるため菊地はひと安心。一方で心配点として「主人とは結構キスするんですけど、うつってますか?」と医師に質問。医師は「大人から大人にうつることはほとんどないです」と回答したため、菊地は「それ(キス)はこのまま継続します!」と宣言し笑いを誘っていた。
ネットでは《ピロリ菌私もありました。取り除いたあと、胃が痛くなることはなくなりました》《私も先日ピロリ菌を除菌しました。除菌する前はよく胃もたれしてましたが今はスッキリしてる感じ》といった声もあったが、一方で《医者に勧められてピロリ菌除去したけど、除去後、寝ていると夜中に胃液が逆流するようになり結局逆流を抑える薬を毎日飲む羽目になった。除去しなきゃよかったと思っている》《ピロリ菌の除去が推奨されているが除去したあとにずっと胃の炎症が続いてしまう人も一定数いるので、よく調べて判断してほしい》などといった声もちらほら。
「菊地はSNSなどで、妊娠中に体重が増えたせいで内臓脂肪が胃壁を押し上げて起きる『逆流性食道炎』に悩まされていることをたびたび話題にしています。一般的にピロリ菌を除去すると胃酸の分泌が活発になりますが、逆にそれで『逆流性食道炎』が悪化することもあると言われ、菊地は『萎縮性胃炎』が治ったとしても、今度は『逆流性食道炎』が悪化する可能性があるそう。ピロリ菌除去だけでなく、内臓脂肪を減らすダイエットも励んだほうがよいようです」(芸能記者)
一難去ってまた一難、ということにならなければいいのだが。
(柏原廉)