インパルス板倉が五輪組織委の任命責任糾弾に「全コント調べなきゃいけないの?」

 お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之が7月22日放送の「ABEMA Prime」(ABEMA)に生出演し、辞任と解任を繰り返す東京五輪開閉会式の人事騒動について言及した。

 今大会では、式の楽曲を担当していたミュージシャン・小山田圭吾が過去の“イジメ自慢”発言を蒸し返されて辞任に至ると、文化プログラムのイベントに出演予定だった絵本作家・のぶみ氏も過去の問題発言が炎上し、出演を辞退。さらに、開閉会式の制作と演出を担当した元お笑いコンビ・ラーメンズの小林賢太郎もまた、ナチスドイツによるユダヤのホロコーストを芸人時代のコントのネタに取り入れていたとして、22日に組織委員会から解任された。

 3名はかつての問題発言や不謹慎ネタを掘り起こされ、その大役を全うすることができずに終わった格好だが、板倉はこれらのドタバタ劇について「問題のない人なんているのかなと思っちゃうんですけどね。全く問題行動せずに生きてきた人なんているのかなと思っちゃいますけど。オリンピックっていうものだからいけないんですかね」と疑問視。また、「小林さんのだって、全コントを見て、全コントに問題がないかって調べてから発注しなきゃいけないのかって話じゃないですか」とし、任命する際に過去のあらゆる作品の調査を行うことの難しさについて触れた。続けて、「4歳ぐらいの時に自分の母親に『うるせぇ、ババア!』って言ったとかいうのが、『ちょっとこれは(五輪の)イメージと違う』とか、そういうレベルにまでいっちゃうでしょ」とも表現。これを受け、お笑いコンビ、パックン・マックンのパックンは「この辺の問題発言はお母さんに対する反抗期のレベルとは違いますけど」と指摘しつつ、組織委員会が過去の全ての身辺調査を完璧に行うべきかという板倉の主張には「それは無理ですよね」と同調していた。

「運営サイドの身辺調査が“ザルすぎる”として批判を集めていますが、板倉の言うように、クリエイターやアーティストが過去に生み出した全てのコンテンツを洗いざらいチェックすることは非現実的とも考えられます。その点に対し、ネットでは『確かにそれは難しいよね。だからこそ本人が受けるべきではなかったのでしょう』との指摘や、『世界的なイベントに、ホロコーストを揶揄した過去が問われるのは仕方なし』『状況によると思う。テレビ、映画、ライブなら問題ないと思う』『グローバルに活動する人は関わる国の歴史や文化を尊重することが必須』などと様々な見解がありました」(テレビ誌ライター)

 これ以上、東京オリンピック、パラリンピックにトラブルが起こらないことを祈るばかりだ。

(木村慎吾)

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