11月18日放送の「SUPER RICH」(フジテレビ系)第6話で、とうとう赤楚衛二演じる優とのキスシーンがあった江口のりこ演じる衛。衛は朝食にカレーライスを作るも、自身が食べた瞬間「かたっ! にがっ! まずっ!」と言ってしまうほどの残念な仕上がりに。ところが優は「今まで食べたカレーの中でいちばんおいしい!」とガツガツ食べながら笑顔。そんな優を見ながら衛は唐突に「優くん、好きです。人間の中であなたのこと、いちばん好きになりました。めっちゃ好きです」と涙ぐみながら告白。
それを受けて優は「俺もめちゃくちゃ好きです」と言いながらも「今じゃないんです」と急ブレーキ。空(町田啓太)への借金200万円の返済が終わるまで衛とはつき合えない、待ってほしい、と懇願する優に、衛は「待って何するん?」と真顔。好きだったらつき合うでしょう、俺のことを男として見てないんですかと詰め寄る優に、「そんなことないよ」と衛が返事をしたことで2人はキス。衛がキスの直後に「わぁ‥‥」と呟くと、優は「わかりました。俺、死ぬ気でお金を返します。お金を返したら、結婚しましょう」と不思議な思考回路で急なプロポーズ。それを聞いた衛は「そう来たか‥‥」と頭を抱えて第6話は終了した。
「ネット上では『「そう来たか」はこっちのセリフ』と言いたげなコメントが多数見受けられました。キスシーン直前まで2人の顔がアップで映し出されていたのに、キスシーンになったとたんにカメラが遠く離れ、2人の姿が小さくなったため『2人のキスシーンは見たくなかったから遠景になってホッとした』と指摘する声と同時に『赤楚はキスシーンNGなの?』『違和感だらけの珍しいキスシーン』『斬新なカメラアングル』といった感想が続出。まさに『そう来たか』と思った視聴者が多かったようです。
また『歴史に残る稚拙な脚本』『幼稚で深みのないストーリー展開が見ていて恥ずかしい』『戦犯は出演者ではありません。間違いなく脚本家です』など、脚本に対する批判の声も少なくありません」(女性誌記者)
登場人物の心の機微が描かれないまま、時間だけが進んでいく感の強い「SUPER RICH」。幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求める江口演じるヒロイン・衛の気持ちだけでも、きちんと描いてほしいものだが。