女優・上白石萌音が初代ヒロインを務める朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(NHK)。第7週ではヒロイン安子と、亡き夫・稔(松村北斗)の弟・勇(村上虹郎)との再婚話が浮上して大きな注目を集めている。
「今回の朝ドラは、朝ドラ史上初となる3人のヒロイン・安子(上白石)、娘・るい(深津絵里)、孫・ひなた(川栄李奈)が戦前から戦後、令和までラジオ英語講座にまつわる親子三代の姿を描いたファミリーヒストリー。第7週では、安子の娘・るいが小学校に上がるタイミングで義父・千吉(段田安則)が勇に『安子さんと一緒になれ』と提案して波乱の幕開けとなりました」(テレビ誌ライター)」
実は勇は幼い頃から安子に恋心を抱いており、複雑な心境。さらに、その話を聞いてしまった雉真家の女中・雪衣(岡田結実)が勇に思いを寄せているだけに3人の関係に大きな展開が訪れる。
そんな重要な話が展開している中、村上演じる勇があのお笑い芸人に似ているとの声が上がっているという。
「安子を一途に思い続ける野球好きで岡山弁の坊主頭・勇。時折見せるユーモラスな演技とハスキーボイスが、ネットでは『“わしが”って言うと千鳥の大悟に見える』『坊主で岡山弁で‥‥千鳥の大悟にしか見えんのやけど』『村上虹郎が岡山弁喋りょーたら綺麗な大悟に見えてくるのはワシだけじゃろうか』といった声が多数書き込まれているのです。大悟も中学・高校と野球部に所属しており、こうした声が出るのも頷けます」(前出・テレビ誌ライター)
この役を演じるにあたって村上は自分とのギャップに苦しんでいたようだ。「Billboard JAPAN」のインタビューによると「台本を読むと、勇は日焼けして丸刈だし、スポーツ少年だし、普段の自分とは全然違う感じがして、想像しにくかったんですが、演じているうちに、この役を頂いた意味がだんだんわかって来た気がします」と話している。
「村上はモデルで俳優でもある村上淳、そして歌手のUAの間に生まれた2世俳優。2017年には映画『武曲 MUKOKU』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。朝ドラのオーディションにもこれまでなんども挑戦して来ました。今回の勇役は、まさにハマり役。爪痕を残して、いずれはGP帯の連ドラで主役を張ってほしいですね」(女性誌記者)
千鳥・大悟との共演も期待したいところ?
(窪田史朗)