女優で投資家の松居一代が3月29日配信の「FLASH」記事にて取材に応じ、YouTubeで“松居劇場”をオマージュしたフリーアナウンサー・小林麻耶について言及した。
麻耶は連日にわたり、妹・麻央さんの夫で歌舞伎役者の市川海老蔵を糾弾する言葉をYouTubeやブログから発信し続けていたが、同21日には「松居一代です。冗談です。松居一代さんに親しみを持っていたので、親しみを込めて冗談を言わせてもらいました」と語り出して“松居劇場”をオマージュ。これが大きな注目を集めていた。
すると、本家の松居は同誌の中で「ご自由にどうぞと思いますよ」と先輩としての風格と余裕を感じさせると、「“松居劇場”を通じて、私は嘘をつかず、真実を命懸けで訴えました。麻耶さんも、私の名前を出すことで本当のことをお話ししたかったのでしょうね」と麻耶の心情に寄り添ってみせた。
松居自身も、“松居劇場”なる告発を展開させるキッカケとなったのは、元夫で俳優・船越英一郎への恨み節であり、2017年の芸能界を大いに騒がせた張本人だ。しかし、今回の“麻耶劇場”については、「ニコニコ笑っているようじゃ、甘すぎますね。私は戦うためにすべてを捨てて、まさに“戦”でしたから」と指摘。告発の結果、船越からは名誉毀損で刑事告訴されたものの、最終的には「不起訴に終わり、私が完全勝利しました」とも振り返った。
船越への勝利をおさめた2日後にはアメリカ・ニューヨークへと飛び、“ビリオネアビル”と呼ばれ、150億円以上の部屋もある最高級タワーマンション「ONE57」と出会ったと回顧。自宅用と投資用とで、計2部屋を購入したことを明かすも、本来は「お金だけあってもアジア人には買えない」とのことで、「有力な弁護士を4人も雇って、なんとか購入できたんです」と説明した。
「松居は、グリーンカードを取得していることも打ち明け、“豪腕投資家”へと華麗なる転身を遂げたようです。最後には『私は100歳まで米国で活動して、ひと旗あげるつもりです。それまでは戦い続けますよ!』と宣言し、そのバイタリティに一切の衰えが見られず、ネットからは『松居さんのパワーは本当に凄いですね。特に逆境に立たされた時にパワーアップしています』『アメリカへ行き、投資家としてグリーンカードまで手に入れてらっしゃったとは知りませんでした』『松居一代さん、カッコいい』との絶賛が集まることに。また、“麻耶劇場”について『甘すぎますね』とツッコむ姿にも『小林さんと松居さんでは土台が違いすぎる』『松居一代さんは別格』『さすが本家』といった反応も見られました」(テレビ誌ライター)
やはり、“劇場型告発”のパイオニアには、相応の覚悟と秘めたる思いがあったようだ。
(木村慎吾)