女優・飯豊まりえへの評価急上昇により“ポスト・ガッキー”最有力になっていることを7月25日発売の「週刊ポスト」が報じた。同誌によると飯豊は、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロイン・暢子(黒島結菜)が思いを寄せる和彦(宮沢氷魚)の同僚にして婚約者である愛を演じたが、SNS上ではヒロインよりも恋敵の愛に共感が集まるという不思議な現象が起きたという。
業界内では好演した飯豊の今後の活躍について期待が高まっているそうで、現在主演を務めるドラマ「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」(日本テレビ系)も注目されている。さらに、飯豊の存在感は女優の新垣結衣に通じると分析。ルックスや立ち振る舞いが似ていることで「ポスト・ガッキー」との声も上がっているという。
2人はともにティーン向けファッション誌「nicola」出身で、女性からの共感が得られる素地があるといい、飯豊は「ちむどんどん」のブレイクでポスト・ガッキーの最有力候補に躍り出たとの評価だ。
しかし、ネット上では同記事に対して、《ポスト○○ってたとえはいらない。その人はその人でいいじゃない》《ポスト○○って両者に迷惑》《ポスト○○って要らんやん。唯一無二になりたいだろうに》など「ポスト」でたとえることに違和感を覚えるという声が続出している。
「『ポスト・ガッキー』とは“新垣のあとを継ぐ者”や“新垣の持つイメージや人気を引き継ぐ若手”という意味ですからね。この『ポスト○○』という言い回しは、ほかの人気芸能人でもさんざん使われてきただけでなく、新垣自体が現役の人気者なので、取って代わるようなイメージを持つこの言葉に違和感や嫌悪感を唱える人は多いようです。
ちなみに、これまで『ポスト・ガッキー』『ポスト・新垣結衣』と呼ばれた女性芸能人は飯豊だけでなく、女優の小川紗良、南沙良、永野芽郁、中国の女性モデルのロン・モンロウ(栗子)など数多く、すでに読者側に飽きられた表現となっているのかもしれません」(芸能記者)
これだけ多ければ、確かに「ポスト・ガッキー」はもうお腹いっぱい?
(柏原廉)