好調のまま推移してきた朝ドラ「とと姉ちゃん」(NHK)も残り1カ月。ここに来て、主人公である常子が社長を務める「あなたの暮し出版」に怒りの矛先を向ける人物が登場した。古田新太が演じる「アカバネ電器製造」の赤羽根憲宗社長だ。
「雑誌『あなたの暮し』の名物企画である商品試験で、自社製品を批判されて憤る人物です。10月1日までのスケジュールを考えると、彼が“ラスボス”なのではと目されています」(芸能ライター)
そして、この古田演じる赤羽根社長に、かつての朝ドラの名物キャラを思い浮かべる視聴者も多いようだ。
「13年春の朝ドラ『あまちゃん』で古田が演じた、芸能プロデューサーの“太巻”こと荒巻太一です。この時も癖のある人物の役どころでしたので、ネット上には『太巻の再来!?』『どう見ても太巻』などの言葉が書き込まれています。それだけでなく、赤羽根の部下を演じる野間口徹も、同じく『あまちゃん』で岩手こっちゃこいテレビのプロデューサー役で出演していましたからね。より『あまちゃん』らしさを感じてしまうのではないでしょうか」(週刊誌記者)
コワモテ全開で登場した赤羽根社長。クライマックスに向けて、どんな波乱を巻き起こすのか。