9月13日、羽生結弦選手が今シーズンのSP、FSの演目、楽曲の発表を行うという。
羽生選手は足の甲のケガの治療のため、シーズン前に入っていたアイスショーをすべてキャンセル。通常であれば、もっと早い段階で発表されるが、今年は現段階で振り付けが始まったという情報しか聞こえていない。
SPの振付はソチ五輪の「パリの散歩道」と同じジェフリー・バトル、FSは「オペラ座の怪人」を担当したシェイ・リーン・ボーン、エキシビションは「ノートルダム・ド・パリ」や「ロミオとジュリエット」を振り付けたデヴィッド・ウィルソンだという。しかし、ファンが気になるのは羽生選手の仕上がり、ケガからの復調具合だ。
「6月下旬にリンクでの練習を再開したそうですが、リハビリ程度からのスタートだったと思います。7月にはジャンプも4回転サルコー、4回転トゥループ、4回転ループを練習し始めています。さらに4回転ルッツについてはハーネスを付けて練習していたようですね」(スポーツライター)
また、海外メディアの情報では、羽生選手がアクセルとトゥループ以外の4回転を跳んでいたとも。左足のケガの影響でトゥループは避け、ループ、サルコーの練習を重点的に行っているようで、この段階で成功率は7割くらいだったようだ。
復帰したばかりの羽生選手にとっては過酷なシーズンとなるかもしれないが、体を痛めることがないよう、ぜひとも慎重に取り組んでほしいものだ。
(芝公子)