女優の福原遥が主演を務めるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」の第115話が3月16日に放送。前作の朝ドラ「ちむどんどん」に出演していた女優の川口春奈がサプライズ出演を果たしたことで、ネットでは驚きの声が上がっている。
ヒロイン・舞が無事女児を出産したのも束の間、五島列島に住む祖母・祥子（高畑淳子）が船で倒れて病院に搬送。舞と母のめぐみ（永作博美）が五島へ向かう。この日の放送では、祥子は無事に退院し、舞らとともに東大阪で暮らすことを決意。五島を離れる前夜におなじみの面々が集まって宴が開かれるという内容だった。宴にはこれまで会話には出てきたものの姿を見せてこなかったさくら（長濱ねる）の夫・“むっちゃん”こと椿山修（前原瑞樹）もついに登場。思わぬサプライズにネットが沸く中、その直後に祥子の仕事を手伝ってきた若者・野口若葉役として川口が姿を現し、さらなる驚きを与えた。
2分ほどの登場にも関わらず、ネット上では「むっちゃんの登場がさり気なくて驚いていたら、その上を行くまさかのサプライズでした」「むっちゃんが出たと思ったら、まさかの川口春奈さん。サプライズでしたね」「今日は情報多かった！ 川口さんは登場するだけで場がパアッと明るくなりますね、さすがです」などまさかの登場に驚く声が続出した。
「『舞いあがれ！』の制作が発表された当時、ネットでは五島列島出身の川口の出演を期待する声が上がっていました。しかし、すでに前作『ちむどんどん』のレギュラー出演が発表されていたため、2作連続はさすがに難しいと思われていました。しかし、まさかの登場に多くの視聴者が意表を突かれたようです。ちなみに朝ドラに複数回出演している俳優や女優は多くいますが、2作連続出演は極めて異例。最近では女優の菅野美穂が16年下半期の『べっぴんさん』とその後の『ひよっこ』に出演しています」（芸能記者）
川口は放送後、「故郷である五島の物語に出演させていただきました。『舞いあがれ！』の皆さんはとてもあたたかく本当の家族のように迎えてくださって、その空気感に癒やされました。五島はすばらしい場所です。五島の魅力やあたたかさが伝われば幸いです」とコメントしている。
五島が舞台のひとつである同作に出演でき、川口も本望だろう。
（柏原廉）
