子どもに「ねぇねぇ、今やって!」と言われ、その対応に困ることってありませんか?
家事に仕事にやらなければならないことだらけで「言うことを聞いていられない!」なら、次のように対応してみてはいかがでしょうか。
■一瞬で終わるものであればその場で対応する
「ちょっと見せたいだけなのに…!」と、子どもをガッカリさせることは避けたいもの。その場で見て聞いて声をかけることが一番の対応ですから、まずは何について“今”して欲しいことなのかを子どもにヒアリングしましょう。見るだけ、聞くだけの一瞬で終わるものはその場で、そうではない場合は上手に対応できるように備えましょう。
■後回しするときは“約束”をする
何でもいつでもすぐに対応できるとは限りません。そのための努力は重要ですが、全てに対応しようとすると苦しくなってしまいます。今が難しい場合は、その理由を伝えて「明日の朝にお願い」「○時になったら声をかけるからもう一度見せてくれる?」など、具体的に可能な日時を示しましょう。
今すぐには難しくても、「大丈夫なタイミングで見てくれる」と思ってもらえることができれば、子どもたちも納得できます。その際は余裕を持ったスケジュールで伝え、約束を破らないようにすることが大切です。
大人側が心の余裕のあるタイミングで対応することで、リアクションもお互いにとってよいものになるでしょう。「今は無理なのに…!」とイライラするのではなく、笑顔で対応できるようにタイミングを調整してみてくださいね。
(Nao Kiyota)