今回は、妻である広末涼子さんの不貞により渦中にある、夫のキャンドル・ジュンさんについて占って見たいと思います。使うのは、今回もホロスコープ。ホロスコープというのは、西洋占星術で占う際、欠かせないデータベースとなるものです。出生時にどの星がどの星座のどの位置に配置されていたかが記されていて、その人の性格や人生、愛、才能、金運などあらゆることが占えるとされています。
さて、キャンドルさんのホロスコープを見てみると、意外なことがわかりました。性格や人生、生き方などを表す太陽が、何と山羊座にあるのです。山羊座というのは古風な考え方をもち、伝統や歴史、しきたりを重んじる星座。キャンドルさんのイメージとは、随分違います。そこで、他の星を見てみたところ、好みや感情、ライフスタイルなどを表す月が、射手座にありました。
射手座というのは、自由をこよなく愛する星座。束縛を嫌い、自分を縛ろうとするものからヒョイと逃げて行ってしまいます。また、思ったことをそのまま口にする正直者。
さらに、知性や言語、コミュニケーション能力を表す水星が水瓶座ときている。水瓶座もまた、自由を愛する星座であり、束縛しようとする者には徹底抗戦するのです。古い価値観に反抗し、伝統を破壊しようとする一面も。そこから、全く新しいものを生み出す星座でもあります。考え方のスケールも大きく、「タブー」というものがないでしょう。世間では「これはちょっと……」と思われることでも、ためらいなくやってしまえるのが水瓶座なのです。
そんなキャンドルさんですが、愛情面を見て驚きました。男性の恋愛は金星で見るのですが、なんと牡牛座。牡牛座の愛は、一途で息の長いものです。ただ一人の相手に、生涯変わらぬ愛を注ぎ続ける星座が牡牛座なのです。ただ、好みのタイプを表す火星が水瓶座。キャンドルさんが惹かれるのは、ボーイッシュでちょっとツンとしていて、生意気そうなところがある自由奔放な女性でしょう。まさに、妻である涼子さんは、キャンドルさんの好みにピッタリハマるというわけなのです。奔放な女性に惹かれながら、一途に愛を注ぎ続ける…それが、キャンドルさんの恋愛パターンといえるかもしれません。
そんなキャンドルさんですから、恋愛で苦労するのはわかり切っていたことかも。涼子さんに出会い、愛した時から、キャンドルさんは「一生、この人を愛するのだ」と心に決めたのではないでしょうか。そして、妻の不貞という裏切りに遭いながらも、愛することをやめられず、苦しんでいるはずです。こうした「耐える愛」もまた、牡牛座的な愛情の特徴なのです。
（三田モニカ）
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」（いずれも青志社）など。
