5人組ユーチューバーグループ「コムドット」の凋落が止まらない。リーダーやまとが6月23日に発した暴言ツイートをきっかけにチャンネル登録者数が減少の一途をたどり、50日以上が経った現在もダウントレンドは止まらないようだ。
7月21日に400万人の大台を割った登録者数はその後も減少が継続。7月30日には392万人で踏みとどまったかに思われたが、8月8日にはさらに1万人減り、8月13日には390万人にまで減っていた。このままでは底が見えない状況だ。
そんななか、8月12日には久々の案件動画を投稿。関西電力の提供によるもので、コムドットが電気のない生活を体験することで、日々の生活でいかに電気を使っているのかを実感するという内容となっている。
「メンバーたちは薪で風呂を焚いたり、洗濯機を使わずに洗濯板で汚れたTシャツを洗うといったミッションに挑戦。後半では鮎の塩焼きを囲炉裏で焼いて食べるという動画になっています。ノリ的にはいつものコムドットらしいお茶らけたもので、ファン以外にはついていきづらそうですが、一応は電気なし生活を頑張っていたようです」(芸能ライター)
終盤では動画のテーマとして、電気が大事ということだけを伝えるのではなく、二酸化炭素排出量の4割を発電が占めていると紹介。ゼロカーボン化を目指すためにも火力発電に加えて再生可能エネルギーや原子力発電など、いろいろな発電方式をバランスよく活用するのが重要だとアピールしていた。
最後、やっつけのようにクライアント側の意図を説明していたコムドット。とりあえずは案件動画としての役割は果たしていたようだが、実のところ今回の動画にて、企画の意図をぶち壊しにする要素が映り続けていたというのである。
「山あいの古い民家を舞台に制作されたこの動画。ビデオカメラ以外は一切の電気を使わないで撮影しているのかと思いきや、何カ所かの電灯が煌々と光っていたのです。釜焚きする風呂場ではずっと電灯がついていましたし、鮎の塩焼きを仕込んでいる時の台所にもしっかりと電灯がついていました。家庭で使う電気の基本が電灯であることを考えると、なぜ電灯を消さないで撮影を続けていたのか、さっぱり理解できませんね」(前出・芸能ライター)
動画の途中ではメンバーのひゅうがが、上智大中退のやまとの口真似で「お前みてえな学力低い奴が黙れよ」と茶化す場面があった。どうやらやまとの高学歴はメンバー内でも共通認識のようだが、上智に行く学力はあっても「電気が使えない設定だから電灯を消す」ことには思いが至らなかったようだ。