8月28日放送の「ゴタクを並べてワッハッハ」(日本テレビ系)に出演した門脇麦が「演じたくない役」についてストレートに語ったことで注目されている。
同番組で門脇は自身の出演作のNetflix映画「浅草キッド」で監督・脚本を務めた劇団ひとりと共演。ひとりから「めちゃくちゃうまいよ」と、その演技力を大絶賛された。特に「浅草キッド」の中で「ツービートの漫才を見ながら笑ってるけど涙が出ちゃうっていうシーンがあんの。オレこれ(脚本)書きながら、頭の中にはイメージあるんだけど『これオレできないな』と思ってたの。自分でも。オレ、家で何回かやろうとしたんだけど、できないよ。(けれど門脇は)一発でやるの」と説明。「(門脇を)呼ぶほうは安心感あるんだよ、絶対。門脇を呼べば何とかなるんじゃないのっていう」とキャスティングする側の気持ちを慮った。
そんなひとりから「これはスケジュールうんぬんじゃなくて、あたしこれはちょっとできませんっていうのはあるの?」と質問された門脇は、「サイコパスみたいな役が続いちゃった時は、これ以上サイコパスやると…。1回そうやってインパクトのある役があると、どうしても続いてしまうじゃないですか」と回答。スタジオの笑いを誘った。
「ネット上では21年1月期放送のドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)で演じたライカ、同年10月期放送のドラマ『親愛なる僕へ殺意を込めて』(フジ系)で演じた雪村京花と、インパクトの強いキャラを続けて演じたことが結構キツかったのではないかと指摘する声があがっています。また、『リアルでは犯罪者になるような役を演じることは役者として楽しいのかと思ってた』『麦ちゃんはそういう役が上手だから、てっきり続けて演じても苦じゃないんだろうなと思ってたから意外』など、門脇がサイコキャラを連続して演じることに苦痛を感じていたことに驚く声があがっています」(女性誌記者)
9月8日公開の映画「ほつれる」では、思いを寄せていたが帰らぬ人となった木村(染谷将太)と、心のすれ違いが続く夫・文則(田村健太郎)の間で心を揺るがし自身と向き合うことになるヒロイン・綿子を演じる門脇。どんな心の機微を演じてくれるのか楽しみだ。