現在、再放送されている安藤サクラ主演のNHK朝ドラ「まんぷく」(NHK BSプレミアム)。このドラマで今、再び脚光を浴びているものが“塩軍団”だ。
「まんぷく」は、2018年後期に放送された平成最後の朝ドラ。インスタント食品の生みの親である日清食品の創業者・安藤百福とその妻をモデルに描いた物語だ。
戦後の混乱期に、人に役に立つ仕事がしたいと試行錯誤する萬平(長谷川博巳)は、塩の会社を立ち上げる。体力勝負のこの仕事に、部下の神部(瀬戸康史)がかき集めたのが14人もの若者たちだ。
ドラマがリアルタイムで放送されていた当時も、総勢15人のこの“塩軍団”が注目され「塩メン」「塩ザイル」などと呼ばれて話題となった。それが現在再び脚光を浴び、Xでは「塩軍団は赤津と小松原くん推しだよ!」「塩軍団の個性が、出てくる。小松原かわいい」など、それぞれ“推し”をアピールする声があがっている。
「塩軍団には中尾明慶のほか、現在木南晴夏主演のドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)に出演している毎熊克哉や、小栗旬が代表を務めるトライストーン・エンタテイメントに所属する前原滉などがおり、人気若手俳優の“原石”が多数出演していました。それぞれのキャラには個性もあり、それがまた物語の見どころとなっています」(芸能ライター)
中でも注目されているのが、前原演じる小松原だ。ドラマではランニングシャツに丸メガネ。いつもニコニコしていて、塩軍団がケンカした時には仲裁に入るなど癒やし系キャラが好評。Xでも「小松原くんはかわいいなぁ」「最年少の小松原くんが学級委員長みたい」などのコメントが数多く上がっているのだ。
「前原は2019年に放送された『あなたの番です』(日本テレビ系)や昨年放送された『ユニコーンに乗って』(TBS系)など多くのドラマに出演しており、今や若手の名バイプレイヤーとして活躍。記憶に新しいところでは、9月に終了した朝ドラ『らんまん』にも登場していました」(女性誌記者)
「らんまん」では、神木隆之介演じる主人公・万太郎とともに東京大学植物学教室で植物の研究をする学生・波多野役で出演。こちらでも丸メガネの癒やし系キャラで、“塩軍団”の小松原役を知る視聴者からは、ネットで「波多野から小松原へと転生」「波多野にしか見えん、小松原くん」などの声が上がっている。
注目を浴びている“塩軍団”。ぜひあなたも推しキャラを見つけてみては?
(窪田史朗)