お笑い界の王様として君臨してきたダウンタウン・松本人志だが、徐々にテレビ局はカリスマとの決別を模索しているのかもしれない。その1番手となりうるのが、読売テレビ系列で30年以上にわたって放送されてきた人気トーク番組「ダウンタウンDX」ではないかと囁かれている。
現在、性加害報道をめぐり、週刊文春の発行元である文藝春秋側との裁判に専念している松本。3月28日にようやく第1回口頭弁論を終えたばかりで、判決が出るまでには少なくとも2〜3年を要すると見られている。
しかし、松本不在のままレギュラー番組がもち堪えられるはずもなく、4月16日配信の「FRIDAY DIGITAL」によれば、「ダウンタウンDX」の打ち切りが水面下で画策されているという。なんでも、番組を制作している読売テレビをはじめ系列局では、“プラチナイト”という枠で新企画を募集しているのだとか。
「すでに『まつもtoなかい』(フジテレビ系)は、松本が活動休止に突入後、『だれかtoなかい』へ名称を変更しており、リニューアル後は視聴率を微増させています。松本のギャラを“節約”できた上に視聴率がキープできるのであれば、“別に松本に頼らなくても…”と局が判断しても不思議ではない。ところが『ダウンタウンDX』だけは、松本の“オトす技術”に大きく依存していただけに、活動休止のあおりを最も受けていると考えられているのです」(テレビ誌ライター)
タレントの陣内智則は過去、「ダウンタウンDX」の松本と浜田雅功のギャラについて「(それぞれ)500万と500万で(コンビで)1000万円。今、ガチの金額言いましたから」と明かされ、松本は黙って頷くリアクションを見せていた。今回の騒動は、高額なダウンタウンを起用し続けることを見直すキッカケにもなっているようだ。
(木村慎吾)