旅行に行くときって、「何をして楽しもうかな」と思いますよね。でも、今の時代は「自分の行動によって地域が盛り上がったり、環境によい影響を与えたりできればいいな……」という“サステナブルな視点”から旅を考えることもあるようです。
そこで今回は、“地球に優しく、自分たちもとことん楽しめる”というサステナブルな旅を2つ紹介しましょう。
■大自然とサステナブルなグルメを堪能できる「GREEN JOURNEY」
環境省(デコ活応援隊)と東北大学の連携のもと、日産自動車と日本旅行がタッグを組んで提供している「GREEN JOURNEY」は、サステナブルな旅の機会を提供するもの。その第一弾は、熊本阿蘇と伊勢志摩へのツアー。2024年9月27日から2025年3月31日(月)までの出発を予定しているそう。
「GREEN JOURNEY 熊本阿蘇」では、阿蘇の雄大な大草原をe-BIKEや馬、パラグライダーで駆け巡ったり、地元の名店で地域の食材を使った伝統料理を堪能できたりするオプションプランが用意されています。
この旅では、阿蘇の草原を維持するための赤牛の畜産支援というサステナブルなアクションを取ることができます。具体的には、赤牛丼を100g食べること。そうすることで、4.5畳分の草原保全に繋がるそうですよ。
「GREEN JOURNEY 伊勢志摩」では、リアス海岸で知られる絶景の英虞湾を眺めたり、伝統的な漁業や海女文化に触れたりできるオプションプランが用意されています。
具体的には、これまでは廃棄されてしまっていた栄養豊富で美味しい海藻「アカモク」や、水揚げされても利用されず廃棄されていた「低利用魚」のウツボやアイボなどを活用した料理を楽しめます。
日産の担当者いわく、「『環境に優しく、地域に嬉しく、自分たちはとことん楽しい!』をコンセプトに、漁師さんたちや地域の方からレクチャーを受けながら共同作業をして、一緒に食事をして交流を深めたり旅行後もLINEアプリを通じて繋がりを深められたりします。まるで第二の故郷ができるような旅ができます」と魅力を語っています。
■京都のオシャレなサステナブルスポットを巡る旅
旅行先としてお馴染みの京都。サステナブルな観点から体験を盛り込んでみるのもよさそうです。実際、京都ではサステナブルを取り入れたスポットが増えているからです。
「GOOD NATURE STATION」はサステナブルな要素満載の複合型商業施設で、健康と美に配慮したクオリティの高い環境を整え、循環型社会に寄与するライフスタイルを提案しているのだとか。マーケットやレストラン、ホテルまでそろっており、とくにホテルでは、天然木材を使った居室に自然を感じながら、地球の未来をじっくり考えることもできるそうですよ。
また、シアトル発のAce Hotelが京都に日本初進出した「Ace Hotel Kyoto」も、プラスチック使用を極力抑えるなどのサステナブルな取り組みを行っています。例えば、居室のアメニティは最小限にとどめられ、歯ブラシは竹製を採用するなど、海外発ホテルならではの取り組みを体感できるそうです。
このように、京都にはまだまだサステナブルな取り組みを行うスポットがいっぱいあります。ぜひ見つけてみてくださいね。
いかがでしたか? サステナブルな旅のヒントを紹介しました。これからの旅に、ぜひ取り入れてみてくださいね。