俳優・賀来賢人が、ニホンモニターが発表した「2024タレントCM起用社数ランキング」で2位にランクイン。同年は18社の企業と契約し、1本あたりのギャラが2000～3000万円とされ、単純計算でCMだけで4億円近く稼いだことになる。また、俳優としてはドラマ「錦糸町パラダイス～渋谷から一本～」（テレビ東京系）の主演ほか、公開中の映画「聖☆おにいさん THE MOVIE～ホーリーメン VS 悪魔軍団～」、配信作品でも、「忍びの家 House of Ninjas」（Netflix） 、「ミッドナイト」（Apple Japan）と人気に。俳優としても常に高い評価を得ている。
22年9月に大手芸能事務所「アミューズ」から独立後にさらに躍進中の賀来。人気の秘密は何か。
「演技派として知られ、アミューズ在籍時から作品が評価されていました。通常、事務所を移籍すると仕事は減ることが多いんですが、賀来の場合は映画監督やプロデューサーから一目置かれていたので、独立後もオファーが絶えなかった。また、妻の榮倉奈々と夫婦円満なのもポイント。榮倉が立ち上げたアパレルブランドで2人でモデルを務めたことも好感を得ています」（大手広告代理店関係者）
そんな賀来に触発されて、今年も多くの俳優が独立するだろうと言われている。その一人が、演技派俳優として人気が高い窪田正孝。
「妻の水川あさみがすでに独立し成功していることもあり、彼女の個人事務所に所属する話が出て久しい。ここ最近は、ドラマ出演の一方、作品性の高い映画に数多く参加。自分で映画を制作する希望もあるなど、プロデューサー業務も行う賀来にかなり影響されているとか。今年中には移籍するのではないかとの噂です」（民放関係者）
また、菅田将暉も移籍が噂されている。菅田は、俳優業だけでなくミュージシャンとしても活躍。多方面で才能を発揮し、現在の事務所でも満足するサポートを受けているように見えるものの、賀来から影響は少なくないとの話だ。
「菅田は、『ミステリと言う勿れ』（フジテレビ系）のようなヒットドラマで主演を務めつつ、韓国ドラマになった『寄生獣 ザ・グレイ』（Netflix）など日本より世界での評価が高い作品へ手応えを感じているようです。窪田と同様、ドラマや映画の制作にも興味があり、世界的にも注目された『忍びの家』で賀来が原案や制作に参加したことに『自分も…』との思いがあると囁かれています」（前出・民放関係者）
今年も俳優・女優の独立ブームは続きそうだ。
（渡邊伸明）
