俳優・えなりかずきの“スカッとする話”に絶賛が相次いでいる。紹介したのは南海キャンディーズの山里亮太で、3月4日に放送されたテレビ朝日系「山里亮太と平成デトックス」でのことだ。
山里は「モヤっとした合コン」として、結婚前に自身とえなり、知り合いのスタッフ男性の3人で参加した時のやり取りを振り返った。
相手の女性は、会社の受付、キャビンアテンダント、弁護士というそうそうたる顔触れだったが、入ってきて山里らの面子を見ると、わかりやすく困惑の表情を浮かべたという。
「俺たちを見た時の顔。『え!? えっ!?』ってハッキリ言ったんだよ。『元、取ろう』って。一気に飲むのよ。高いお肉とか全部頼んで、『デザートまで順次持ってきてください』なんて言って、黙々と食べる」
どうやら“役者と芸人が来る”と聞いて、女性陣は勝手に期待を膨らませていたようだ。山里が続ける。
「その女たちがさ、『えなりくんってギャグありますよね? ほら、アレやってくださいよ。“そんなこと言ったってしょうがないじゃないか”ってやつ』」
これにえなりは「あれはギャグじゃないんで」と難色を示していたが、女性陣は「えー、ノリ悪い」「はーい!じゃあ3、2、1…」などと悪ノリ。そして、悪夢のようなサムい空気が流れるなか、最後にえなりが渾身の反撃に出たというのだ。
「(女性たちが)バクバクと食って帰るときに、えなりくんは素敵だったよ。『じゃあ、1人7800円で』って言ったのよ。女性が『いや、私たち財布持ってきてないんですけど。私たちが出すんですか? お金持ってないんで、出せないです』と言うと、えなりくんが『そんなこと言ったってしょうがないじゃないか!』と言ったの。めちゃくちゃカッコ良くない?」
このエピソードに、ネットには「えなりさん、ナイス返し」「ユーモア最高!」「えなりくんって賢いんだなぁ」などと称賛の声が並んだ。
ちなみに、「だってしょうがないじゃないか!」はえなりのギャグではなく、TBSドラマ「渡る世間は鬼ばかり」のえなりの役柄をイメージしたものまね芸人・ホリのネタだ。ホリのネタの中には、絶対にえなりが言わなそうな「先にシャワー浴びてこいよ」というフレーズもあるが、これも失礼な女性陣に使ってほしかったところだ。
(木村慎吾)