1話完結型ドラマ「相続探偵」(日本テレビ系)第8話にゲスト出演した小林虎之介に「もっと演技が見たかった」の声があがっているようだ。というのも小林は、昨年10月期に放送された窪田正孝主演ドラマ「宙わたる教室」(NHK)で、「ディスレクシア」と呼ばれる文字の読み書きに困難を抱える学習障害がある金髪のとっぽい兄ちゃん・柳田岳人を好演。「主演の窪田を食っていた」とする声もあがったほど注目されている若手俳優だからだ。
小林が「相続探偵」で演じたのは、亡くなった東大教育学部の名誉教授・薮内晴天(佐野史郎)の婚外子・島田正樹という好青年。名乗り出れば莫大な遺産を相続できるのに、あえてそれをしないと選択するも、薮内の妻・佐賀美(筒井真理子)から「私の遺産をすべてお渡ししたい」と言われる役どころだった。
ネット上には「宙わたる教室の岳人とは別人みたいだった」「不良から好青年まで違和感なく演じられる虎之介くんの演技力すごい」など称賛の声と同時に「出番が少なかったなぁ」「もっと演技を見たかった」といった声が目立ち、中には「小林虎之介くんの出演シーンを見逃してしまった…」と嘆く声まであがっている。
そんな小林ファンには安心してもらいたい。4月16日スタートの志尊淳と岸井ゆきのがW主演する新ドラマ「恋は闇」(日テレ系)で、小林は筒井万琴(岸井)がディレクターを務めるテレビ情報番組「モーニングフラッシュ」の新人ディレクター「キノピー」こと木下晴道を演じる。情報収集はSNSというZ世代の男子で、やや空気を読めないキャラだという。小林はそんな「キノピー」のことを「脚本を読ませていただいたのですが、文字の段階でもうめちゃくちゃ面白くて、キノピーを演じるのが楽しみで仕方ないです」「キノピーはマイペースでコスパとタイパを重視する独特な男の子ですが、知れば知るほど可愛らしく、愛おしいです」と言っているから、楽しみにしていたい。
(津島修子)