女優・広末涼子容疑者の傷害事件について言及した元放送作家・鈴木おさむ氏に対して意外な反発の声が相次いでいる。
広末容疑者は4月8日深夜、新東名高速道路で乗用車を運転中に事故を起こし、静岡県島田市の病院に緊急搬送されると、看護師の女性を蹴るなどして暴行。本人も事務所公式サイトを通じて「搬送先の病院において一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者の方に怪我を負わせてしまいました」と説明し、謝罪している。
この事件について、8日早朝から取り上げた情報番組「サン！シャイン」（フジテレビ系）では、まだ広末本人と断定できていない段階だったため、「自称・広末涼子容疑者の逮捕」として報道。その中で見解を求められた鈴木氏は「まぁ、その、仮に“自称”が取れたとして、ボクは（過去に一緒に）お仕事をしていた人なんですけど、いきなりエキセントリックな、そんなことをする感じではない。たぶん、何かしらの理由というか、あるはずなんですけど…」とコメント。普段の彼女からは“考えられない行動”だとして、何か事情があった可能性に触れている。
「とはいえ、どんな事情があろうとも、誰かに暴行を加えていい理由にはならず、鈴木氏のコメントはまず、“芸能村での擁護”だと解釈されました。特に鈴木氏は、番組などで20年以上も深い付き合いがあった“戦友”の元タレント・中居正広氏が起こした女性トラブルについても『ボク自身、気持ちの整理が追いつかない』などと述べ、第三者委員会の“性暴力”認定には『驚きましたし、ショックでした』と語っていました。そのため、ネットでは、“中居のことも見抜けなかった人が広末の人間性を見抜けるはずがない”との見方が強く、『中居さんの時も同じようなこと言ってましたね、この人。仲間を擁護したいんだろうけど、全然、人を見る目がないのでは？』『中居のことも見抜けてなかったじゃん』といったの反発が集中。また、『事情があるかも、って、それ犯罪を起こした人全員に言っていくの？それとも身内だけ？』という辛辣な声も視聴者からはネット上に寄せられています」（テレビ誌ライター）
とはいえ、実際に会っている経験があるだけに、その時とはあまりにかけ離れた言動が報じられると、そのぶん、意外に思い驚くというのも理解できる話ではある。ある程度近い関係者だからこそ、割り引いて考えることも必要なのかもしれない。
（木村慎吾）
