「なぜ急に飲食業…？」 そんな疑問の声が飛び交ったのは、昨年10月に吉本興業を退所したジャングルポケットの元メンバー・斉藤慎二被告による“新ビジネス“の発表に対してである。
昨年夏、東京・新宿区に停車したロケバス内で20代女性に性的暴行をしたとして、10月に書類送検され、今年3月に今年3月下旬に不同意性交等と不同意わいせつの罪で東京地検に在宅起訴されていた斉藤被告。デビューから在籍していた吉本興業からは契約を解除され、芸能活動が困難な状況となっている今、新たな収入源として選んだのが群馬県での洋菓子販売だった。
4月25日、およそ30万人のフォロワーを抱える自身のXを更新した斉藤被告は「この度、バームSAITOUという販売店でSTUMPという商品名で私自身がバームクーヘンを販売することとなりました」と切り出し、群馬県高崎市内の販売店住所を添え「ぜひお越しくださるようお願いします」とPRしたのだ。
続けて「尚、取材はお受けすることができません。お客様や周辺の皆様に迷惑がかかってしまいますので、取材や配信の目的でお越しになるのはご遠慮くださるようお願いいたします」とポストし、周囲への影響を考慮して“取材拒否“のスタンスであることも表明している。
ただ、高崎市内で突然、“渦中の人”がバームクーヘンを販売するとなれば、良くも悪くも全国から注目されるのは必至。一部では、“買うのはいいが、余計なことはするな”というPRに聞こえる今回のポストに対し、ビミョーな反応も集まっているという。
「まず、示談とならず起訴され、裁判を待つ身である斉藤が、いきなり『バームSAITOU』なる店舗で洋菓子を販売するという告知に、多くのネット民が違和感を覚えながらの驚きのリアクションを示しています。芸能人の飲食ビジネスにはありがちな“名義貸し”ではなく、本人が店頭に立つとのことで、その本気度も伝わりますが、“取材ではなくバームクーヘンを目当てに高崎市まで来てください”という主張には『自分から住所まで載せといて、“周りに迷惑がかかります”って』『裁判始まるのに』などと首を傾げる声があったほか、『肉巻きおにぎりを思い出すね』と、同じく女性を巡る不祥事で吉本を解雇され、芸能活動から離れていた最中に宮崎県で肉巻きおにぎりの販売で広報を務めていた極楽とんぼ・山本圭壱のケースを思い出す人も散見されました。山本の場合、トラブルから10年後の2016年に再び吉本に復帰していますから、斉藤もしっかりと反省した上で、将来的な古巣復帰が叶うといいですね」（テレビ誌ライター）
今後の続報に注目したい。
（木村慎吾）
