かまいたち山内「エレベーターを巡る想像」投稿が“再々炎上”で指摘された「もう一つの“女性軽視”発言」

芸能

2025/08/28 10:15

　連日報道されている、神戸市のマンションで8月20日、住人の女性会社員が刺殺された事件。殺人容疑で逮捕された男は、帰宅する被害女性の後を追い、現場マンションのオートロック式の自動扉が閉まる直前に敷地内に侵入し、女性は同じエレベーターに乗り込まれ、襲われたとみられる。

　この事件をキッカケに、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が14年前にSNSへ投稿した内容が「再々炎上」する事態に発展していると複数のメディアが報じている。

　問題視されているのは、2011年7月11日の深夜4時38分に投稿されたもの。「先ほど自宅マンション一階で、女の人とエレベーター待ちが一緒になった。一階にエレベーター降りてきた瞬間、『お先にどうぞ』と言われ1人でエレベーターに乗せられた」としたうえで、“性的暴行をされると自分が思われたのか?”といった意味の言葉を直接的な言葉を用いてつぶやいた山内。さらにここから、仮定の話とはいえ、女性の身になってみれば相当な恐怖を覚えるであろう想像を、こんなふうにしてみせたのだ。

「上にあがって、また一階に降りてきたエレベーターに僕がまだ乗ってたらどんな顔したんやろなぁ」

　投稿した時間が深夜ということもあって、当時も物議を醸し、不適切投稿だと強い批判を浴びた。ところが、10年以上もたった、22年にも番組内で同様のエピソードトークを披露し、再び掘り返されて炎上が再燃した。そして今回、冒頭の事件を機に“再々炎上”へと発展したのだ。

「しかも、山内は2度目の炎上となった22年放送の『超無敵クラス』（日本テレビ系）では、警戒した女性からエレベーターに乗るのを『お先にどうぞ』と譲られたことに腹を立て、実際に自宅の5階までエレベーターで上がった後に、もう一度1階まで下りていったと告白。これは芸人として“盛った”エピソードである可能性はありますが、共演したタレントの指原莉乃やみちょぱらから『怖っ！』とドン引きされてましたね。もっとも、山内の女性に対するふるまいを巡る問題発言は、これだけにとどまりません。21年2月放送の『ホンマでっか！？TV』（フジテレビ系）では、妻からのプレゼントは要らないと述べ、その理由として『結婚してからは、奥さんからプレゼントもらっても、お金の出どころが一緒だから。僕が稼いできたお金で家族が成り立っている』と発言。これには当時番組アシスタントだった加藤綾子から『えぇー！？』と引きまくられ、視聴者からも『奥さんが可哀想すぎる』『女性軽視発言』『愛情を台無しにしている』などと大ブーイングを浴びていました。漫才で演じる“アブないキャラ”は笑いにつながりますが、私生活の話としての投稿や発言からにじむ“ヤバさ”に、『キャラではなく素なのでは？』と受け止める声が増えています。今回の神戸での事件を機に、11年の投稿がまたしても掘り起こされ“再々炎上”となったことで、ネット上には『事件と重なって余計に恐怖を感じる』『女性が普段どれだけ怖い思いをしているかを冷やかしているのはやっぱり理解できない』『おもしろおかしく語るような内容ではないでしょう』『奥さんやお子さんが同じことをされたらどう思うんだろう』といった反応が相次ぎました」（テレビ誌ライター）

　もともとの投稿からは14年もたっての“再々炎上”は気の毒な印象もしないではない。8月28日現在でも投稿は見られる状態になっているからこその、蒸し返しのターゲットにされている面もあるが、それでも3年前にもネタにしていることは、夜道やエレベーターで当然の行動として、周囲を警戒することも含め、“本当に女性への配慮が足りない性格なのでは？”という疑念を深めてしまいそうではある。

（木村慎吾）

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