上田晋也も共感…いとうあさこが漏らした昨今の飲食店で採用される注文システムへの“納得な”不満
お笑い芸人・いとうあさこが11月12日放送の「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)に出演。昨今の飲食店で採用されるオーダーシステムに不満を漏らし、世間の共感を集めている。
「スマホ依存」と「スマホ音痴」が共存する社会をテーマに扱ったこの日、自らを「スマホ音痴」だと語るいとうはレストランや居酒屋でQRコードを使った注文スタイルが増えている点に言及。
「メニュー(表)を広げて『どれにしよう?』って選びたいのに、QRコードだといくつかのメニューが出てきて、(画面の上から下へ)スクロールしてる間に、上の方に何のメニューがあったかを忘れちゃう。できたら冊子のメニューは残しておいてほしい」と、スマートフォンから閲覧するタイプのメニュー表だけでなく、従来の物理的なメニュー表も用意してほしいと語っていた。
「いとうの言うとおり、スマホ画面からでは同時に俯瞰でチェックできるメニューの情報量に限界があり、上部から下部へスクロールしているうちに、最初に見ていたメニューの存在と記憶が薄まってしまうという難点があります。また、客側がスマホを持っていることを前提とした注文システムであることに加え、バッテリーや通信料をオーダーやメニュー閲覧のために消費したくないとする人も多く、視聴者からも『注文がQRコードの店はどんなに美味しくても2度と行かない』『メニュー表を作る手間ぐらいは惜しまないでほしい』『まずその店の注文に“客の私物を使用する”というのが許せない。店側が専用タブレットを用意すべき』『せめて前もってサイトにQRコード注文であることをはっきりと明示して。こちらも他の店に変更できるので』などとネット上に不評が集まっています。店側からすると人件費や各テーブルに設置するタブレット端末代の節約になるのでしょうが、全員がシステムに順応できるわけではないので、大きな機会損失につながる可能性もありますね。現にスタジオでもいとうの不満に共鳴する声が多く、番組MCで“インテリ芸人”のくりぃむしちゅー・上田晋也も、彼女のクレームに『確かにメニューはそうだね』とうなずいていました」(テレビ誌ライター)
飲食店経営者にとっては、注文システムのあり方について再考するタイミングが来ているのかもしれない。
(木村慎吾)
