【もしがく】主演・菅田将暉を豪華俳優陣が固めまくった「三谷ドラマ」が終盤でも低視聴率!その「3大理由」とは
菅田将暉主演のドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(以下・もしがく)」(フジテレビ系)が、深刻な低視聴率に苦しんでいる。第9話が11月26日に放送され、平均視聴率は世帯2.8%、個人1.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。近年では、どの放送局でも昔ほど高視聴率が取りづらくなっているが、それでも民放GP帯の連ドラとしては、「打ち切り」にされてもおかしくない数字だ。
同作は、三谷幸喜氏が民放GP帯連ドラの脚本を25年ぶりに務め、菅田のほか、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波と主演クラスの俳優が出演。放送前には大きな期待を寄せられていたが、なぜ惨敗する結果になったのだろうか? 他局の編成担当者が分析する。
「第一に、若い世代とシニア層に脚本が刺さらなかったから。ドラマは1984年の渋谷を舞台にし、当時の懐かしいグッズも登場するなど、細部にこだわって作られている。この時代設定が、まず若い視聴者に受け入れられず、TVerなど見逃し配信でもバズっていません。また、テレビでドラマを視聴する人が多く、視聴率を大きく左右するシニア層には、時代設定は合っているかもしれませんが、ストーリーが散漫な印象です。今作は、つぶれかけのダンサー劇場を、寄せ集めの人員で立て直すというもので、シェイクスピア劇を演技ができないストリッパーや芸人が演じる内容ですが、設定に無理がありすぎる感は否めません。結果、コアな三谷ファンの中高年が主な視聴者と見られ、その数は視聴率を押し上げるほどではないのでは」
そんな「もしがく」だが、終盤となる第9話では演出家の蜷川幸雄氏役で小栗旬がサプライズ出演を果たした。第6話から生田斗真もサプライズ投入するなど話題作りもしているが、さらに視聴率が降下する危険もあるという。
「主要キャスト4人だけでなく、市原隼人や菊地凛子、アンミカなどクセが強い俳優が勢ぞろい。主人公を演じる菅田がまったく活躍しない回もあり、視聴者がキャラに感情移入しづらい。豪華俳優陣をしっかり活かせていない状況で、最終回に向けても、ストーリーが二転三転するようですが、第1話から集中して見ていないと、何を描いているのかよくわからなくなりそう。離脱者も増えかねず、さらに視聴率が低迷する危険もあります」(民放関係者)
熱心なドラマファンからは高評価の声もある「もしがく」だが、それ以外の視聴者がここから夢中になり、視聴率がⅤ字回復となることはさすがに難しいかもしれない。
(渡邊伸明)
