【ラストマンSP】吉田羊 “佐久良円花”の「大人の恋における正しいツンデレ」に萌えた視聴者が続出!
演技達者な役者がそろうドラマ作品は、思わぬところで人の心を動かすことがある。
12月28日放送の「完全新作スペシャルドラマ ラストマン‐全盲の捜査官‐FAKE/TRUTH」(TBS系)で吉田羊演じる警視庁捜査一課の佐久良班主任である佐久良円花が、負傷して病院のベッドで寝ている横で、うっかり円花の寝ているベッドに頭を載せて眠っている、捜査一課では検挙率トップを誇る成績だが、犯人逮捕のために手段を選ばないため孤高の存在である護藤心太朗(大泉洋)のモジャモジャした天然パーマの毛先を、愛おしそうに指でもてあそんでいたかと思っていたら心太朗が目覚めた瞬間に「ちょっと重いんだけど」と鋭く言い放ち、サッと手を引っ込めたシーンに「萌えた!」「吉田羊“円花”のツンデレ最高!」「大泉“心太朗”の天パが最高に活かされた名シーン!」と叫ぶ声が数多くあがっている。
つまり多くの視聴者がこのシーンで思わず「キュン」としたのだ。
吉田と大泉が演じる警視庁捜査一課で働く「元恋人同士の同僚」は、信頼関係がしっかりと登場人物たちにも視聴者にも伝わっているのだが、なんだかんだと理由をつけては「くっつかない」から、「くっつきそうになる」と私たち“外野”は、つい盛り上がってしまいがちなことは認めよう。が、今作の吉田演じる円花の「ちょっと重いんだけど」は控えめに言っても「最高」だった。これは吉田の役者としての名演技シーンとして、後世に語り継ぎたいと思う。
まだ見ていない人には強く、TVerでの視聴をお勧めしたい。「大人の恋における正しいツンデレ」を、存分に味わってほしい。
(森山いま)
