松本人志のCM復帰に世論は二分、高須院長のバックアップは「ありがた迷惑」な“劇薬”か?
ダウンタウンの松本人志が3月1日、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)内でオンエアされた新CM「眼鏡ひげ」篇で、ついに地上波に姿を現した。活動再開後、会員制動画配信サービス「DOWNTOWN+」で健在ぶりを示していた松本だが、復帰の舞台を用意したのは、高須クリニックの高須克弥院長だ。
「会議シーンにて、高須院長の傍らには長髪にヒゲ、メガネ姿という一見判別できない姿で松本が無言で佇んでいるというシュールな演出でした。約2秒間の“ステルス帰還”に、SNSでは『一瞬すぎて3回見てやっとわかった』『この姿は反則(笑)』と驚きや笑いの声が広がっています」(芸能記者)
しかし、この援護射撃が松本にとって本当に望ましい形なのか、業界内では疑問の声も噴出している。とりわけ、「絶対に反対」と声を上げたのが、高須院長の息子である高須幹弥氏だった。自身のYouTubeチャンネルで、クリニックを訪れる女性患者の多くが過去にトラウマを抱えている可能性を指摘。松本の顔を見るだけでフラッシュバックを起こす人がいると訴えった。
「高須院長の行動力は素晴らしいものですが、今回の地上波CM強行は、松本が慎重に進めてきた段階的な復帰プランを逆戻りさせかねません。配信動画でファンを喜ばせ、世間の反応を見ながら少しずつ地上波に戻ろうとしていた矢先に、スポンサー側からド派手な打ち上げ花火を上げられてしまった。しかも、幹弥氏が反発したことで、終わったはずの騒動が再びクローズアップされることに。松本側からすればありがたい支援ではあるものの、外堀を埋めていく過程で蒸し返されたくない話題を掘り起こされた、まさに“ありがた迷惑”な展開と言えるかもしれません」(テレビ関係者)
この切実な「現場の声」は、単なる親子喧嘩を超え、企業の倫理観やスポンサーの在り方を問う議論に発展。改めてCM起用が持つ危うい側面も浮き彫りにしている。
ネット上でも「院長の男気はわかるが、幹弥先生の言う通り、病院のCMに論争のある人物を出すのは患者への配慮に欠ける」「見たい気持ちはあるけど、強引なやり方は反感を買いそう。もっと自然に戻ってほしかった」「日曜夜に流すにはリスクが高すぎる劇薬」といった、復帰の手法を疑問視視する声が目立つ。
「広告料は患者からいただいた大切なお金だという幹弥氏の指摘は重く、不買運動などが激化すれば復帰への逆風はさらに強まりそう。結局、このバックアップは再起を助けるブースターではなく、世論を分断する発火点になってしまった印象です。一度ついたネガティブなイメージを払拭するのは容易ではなく、本格復帰へのハードルはかえって高くなったかもしれません」(前出・芸能記者)
高須院長のCM放映は熱い支援の気持ちが込められていることは疑うべくもないが、複雑な思いを抱いてしまったファンも多かったようだ。
