ライフ
2026/08/01 07:00
石田衣良氏が直木賞受賞作をズバリ的中! 予想の背景にあった“法則”とは
ライフ
2026/08/01 07:00
お笑いコンビ・オードリーの若林正恭による小説「青天」がノミネートされたことでも話題を集めた、第175回(2026年上半期)直木三十五賞。7月15日に都内で行われた選考会で受賞作に選ばれたのは、朝倉かすみの「けんぐゎい」だった。そのほかの候補作は、蝉谷めぐ実「見えるか保己一」、凪良ゆう「多類婚姻譚」、原田ひ香「#台所のあるところ」、若林正恭「青天」だった。
連作短編小説「4TEEN」で第129回直木賞(2003年)を受賞した小説家・石田衣良氏は、自身のYouTubeチャンネル「石田衣良」(7月9日付)の中で、今回の直木賞を予想。朝倉かすみが「一歩リード」しているとの見方を示していた。
「正直言ってさ、今回すごい接戦じゃない。グリグリの二重丸みたいのがないんですよ。だから僅差で決まるというか、逆にこういうところが大きいかも…」
石田氏の背後のホワイトボードには、ノミネートされた5人の作家歴(若林はエッセイを含む)について、「朝倉かすみ・22年目」「蝉谷めぐ実・7年目」「凪良ゆう・20年目」「原田ひ香・20年目」「若林正恭・9年目」と記されていた。そのうえで石田氏は、朝倉の「22年目」を指し示した。
「候補貯金」でリード?
さらに、直木賞候補となった回数にも着目し、「朝倉さん3回目」「蝉谷さん初」「凪良さん2回目」「原田さん初」「若林さん初」と紹介したうえで、
「候補貯金という意味では朝倉さんが一歩リードしてるかな…」
と予想していた。
この見立てに対し、ネット上では「どんぴしゃ、さすが石田衣良!」と称賛する声がある一方で、「小説の内容じゃなくて、歴と候補の回数で決まるってなんだかな…」との意見も。
もっとも、重要なのは本の力だとしており、石田氏自身が直木賞を獲ったのも「デビューして5年目だった」という。いすれにしても、作家歴や候補回数、版元といった“法則”を読む石田氏の視点の鋭さを感じさせる結果となった。
(所ひで/YouTubeライター)
スペシャル
Asa-Jo チョイス
