【「あざとくて何が悪いの?」終了決定】松本まりか、千葉雄大をブレイクに導いた放送7年の功績
バラエティ番組「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)が9月24日の放送をもって終了することが発表された。2019年9月に単発番組として始まり、20年10月にレギュラー化した同番組は、山里亮太、田中みな実、弘中綾香アナが「あざとさ」をテーマに語るスタイルで人気を集め、23年に田中と弘中アナが卒業した後は、山里と鈴木愛理がMCを務めてきた。
「深夜帯で気軽に楽しめる番組として定着した一方、企画のマンネリ化を指摘する声もありました。田中は6月に亀梨和也との結婚と妊娠を発表し、弘中アナも23年に第1子を出産しています。出演者を取り巻く環境が変わったことも、終了を考える一つの要素になったと考えられます」(テレビ関係者)
そんな同番組は、ゲストの新たな一面を引き出したことでも知られる。
「象徴的なのが松本まりかです。当時、深夜ドラマでの怪演が話題だった松本のあざとかわいい素顔をバラエティでいち早くフィーチャーし、大ブレイクにつなげました。松本自身、『だいぶ私のイメージは、この番組で作られたところがある』とも発言しており、彼女の新たな魅力を世に広めたことは大きな成果だったと言えます」(テレビ誌記者)
言葉のイメージを180度覆した
ほかにも、番組をきっかけに新たな魅力を発揮したタレントは少なくない。
「千葉雄大は以前から俳優として知られていましたが、番組では“あざと男子”として新たな個性を見せ、田中みな実に毒を吐くなど、かわいらしい外見とのブラックなギャップが話題になりました。また、番組内のミニドラマ『あざと連ドラ』への出演をきっかけに、山下美月や西垣匠、紺野彩夏、櫻坂46・田村保乃、FANTASTICS・中島颯太らの知名度も上昇。その後の活躍に弾みをつけました。スタジオの反応を交えながらドラマを楽しむ形式も、この番組ならではの特徴でしたね」(前出・テレビ誌記者)
そして、何よりも、最大の功績と言えるのが、かつては「計算高い」「同性に嫌われる」といった悪い意味で使われていた“あざとい”という言葉のイメージを180度覆したことだろう。
「『自己プロデュース技術』や『魅力的なセルフブランディング』といった令和の新しいモテ文化、さらには処世術の一つとして社会に定着させた意義は大きかったですね」(前出・テレビ関係者)
最終回は初期メンバーが勢ぞろいし、これまでの歩みを振り返る内容になるという。出演者たちがどのようなトークで締めくくるのか見守りたい。
