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2026/09/09 17:30

MEGUMI「ダイエット本」ヒットで改めて肝に銘じたい「正しい痩せ方」…“痩せる薬”マンジャロ「目的外使用」の問題点とは/美容整形「令和のリアル」

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2026/09/09 17:30

  美容本が相次いでヒットし、“美のカリスマ”として支持を集めるMEGUMI。近年は俳優やタレントとしてだけでなく、プロデューサーとしても存在感を発揮している彼女が、食事や運動、生活習慣を見直し、自分の体と丁寧に向き合う方法を紹介したダイエット本を発売。それによってダイエットに励む女性が増えているという。しかしその一方で、SNSではマンジャロをはじめとした“痩せる薬”も話題になっているが、やはり安易は使用には重大なリスクが伴う。令和の正しいダイエットとはいったいどういうものなのか。「R.O.clinic(アールオークリニック)」(東京・渋谷区)の呂秀彦院長に改めて肝に銘じたい「正しい痩せ方」について聞いた。
  
M子:MEGUMIさんといえば、美容本が大ヒットして、すっかり“美のカリスマ”ですよね。今回のテーマはダイエット。こういう本を読むことで「私も頑張ろう!」と思える人は多そうです。そもそも、ダイエット本ってどう思います?

呂院長:意識改革には良いのではないでしょうか。

M子:読むだけで痩せるわけじゃないけれど、食事や運動、生活習慣を見直すきっかけにはなりますよね。でもその一方で、SNSではマンジャロを使ったダイエットが話題です。美容クリニックでも相談は増えていますか?

呂院長:増えてはいますね。ただし、マンジャロは本来「2型糖尿病」の治療薬として承認されたものです。

X男:SNSを見ると、“簡単に痩せられる注射”のような感覚で紹介されていることもありますが、本来は糖尿病の治療薬なんですよね。では、マンジャロなどの医療ダイエットは、どのような人に向いているのでしょうか?

呂院長:厚労省が認めている糖尿病の方で肥満治療のためですね。

M子:ここで注意したいのは、マンジャロは日本では2型糖尿病治療薬として承認されているということ。同じ有効成分「チルゼパチド」を使用した薬のうち、肥満症治療薬として承認されているのは「ゼップバウンド」ですけど、こちらも一定の条件を満たす患者に対し、食事療法や運動療法を行ったうえで使用されるものですよね?…って調べてみました!

X男:つまり“あと3キロだけ落としたい”といった感覚で、誰もが気軽に使っていいものではないと。安易に使用した場合、どのようなリスクがありますか?

流行に惑わされず、専門家の意見を聞くべき

呂院長:主な症状として、吐き気、下痢、便秘、嘔吐、まれに急性膵炎、胆石症、胃不全麻痺などのリスクが指摘されています。

M子:吐き気や便秘だけでなく、まれとはいえ急性膵炎などのリスクもあるんですね、怖い! “注射するだけで痩せるなら”と簡単に考えるのは怖いかも。昔は“食べなければ痩せる”という極端なダイエットも多かったですが、令和のダイエットは昔と何が違うのでしょう?

呂院長:昔に比べて、情報も簡単に入手できますし、一般の方の体験もSNS等で見ることができるので、判断材料が豊富ですから。

M子:情報が増えたのはいいことだけど、情報が多すぎて、何が正しいのかわからない問題もありますよね。最近は、ただ痩せているよりも、健康的に引き締まっている体のほうが評価される傾向もある。それなのに、なぜマンジャロがここまで流行するのでしょうか?

呂院長:簡単に痩せられるということをインフルエンサーがPRしていることが影響しているのではないでしょうか。社会問題になっていますが、オンライン診療で簡単に処方されることもあるのでは。

M子:SNSで体重が落ちたという投稿を見ると、自分も同じように痩せられると思ってしまいますもんね。しかもオンラインで簡単に処方してもらえるとなれば、薬を使うことへのハードルも下がってしまいそうですけど。

X男:簡単に何かができる、というものはないんですよ。

M子:では、ダイエットと美容医療は、どのように付き合うのが理想的ですか?

呂院長:確かな情報と信頼おける経験値の高い医師にお願いすることではないでしょうか。流行に惑わされず、専門家の意見を聞くべきでしょうね。過度な痩せ型よりも健康的な引き締まった体型が理想です。

M子:結局、“何キロになったか”より、健康的に見えるか、気持ちよく生活できているかのほうが大事なのかも。MEGUMIさんの本も、食事や運動、生活習慣を整えながら、自分の体と向き合っていく内容ですしね。 “何を使えば痩せるか”ではなく、“どうすれば健康でいられるか”を考える。それこそが、令和のあり方ですよね!

【 連載コンビ・プロフィール】
M子:美容と芸能のライター歴25年。誰もチャレンジしない時代に、女性誌で初めてプチ整形を体験取材した一人。美容整形への風当たりが強い時代から美容術の「今」を追っている。
X男:美容整形業界に長く在籍し、コーディネーターとしてTV・出版業界、芸能事務所、財界にも太いパイプを持つ。

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