芸能
2026/09/27 09:00
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟」史実ねじ曲げ問題に元テレビマンが私見「ドラマで受験勉強を乗り切ろうとしている人がいるかも…」
芸能
2026/09/27 09:00
仲野太賀主演のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟」に大阪府茨木市と大分県竹田市から「(戦国武将・中川清秀の描写に)史実と齟齬がある内容でしたので、ゆかりの深い自治体としましては遺憾の念を禁じえません」と文書で申し入れがあった。さる8月23日の放送で、中川清秀が羽柴方から柴田方に寝返るシーンがあった。つまり中川清秀が史実をねじ曲げて描かれてしまっており、縁深い自治体には看過できない事態であろう。
テレビ東京の元ディレクター・下矢一良氏が自身のYouTubeチャンネル「下矢一良の正直メディア」(9月24日付)において、史実を歪めることに対する問題点を、こんなふうに指摘した。
「いろんな自治体がこの大河ドラマを機に町おこししていきたいというところで、いろんな人たちが動いてお金を投じて盛り上げようとしている中で、いくらドラマを盛り上げようとしているとはいえ、確定している史実をグンと曲げるというのは、僕はどうかなという…。空想で作家が埋めるところはどんどん盛り上げてほしいと思うんだけれども…」
指摘された「学研の漫画との比較」
自治体が異論を唱えるのは当然のことであろう。そしてもう一つ、下谷氏が自身の経験を踏まえ、こんな私見を披露した。
「歴史漫画で受験勉強を乗り切った人間だから、学研日本の歴史みたいなシリーズがある。小学校の学級文庫みたいなのでクラスの後ろに置いてたのよ。…ずーっとそれ読んでたのよ。…そのうち日本の歴史が全部ストーリーで頭の中に入っちゃって。…学研の漫画はちゃんと本物の学者の方が監修してくれてるからいいんだけど、ドラマで受験勉強を乗り切ろうとしている人がもしかしたらいるかもししれない。そういう人からすると本当に迷惑な話だと思うよ」
NHK側はこの問題に対して、指摘を「真摯に受け止める」と表明し、今後はより配慮して制作に努める旨、文書で回答している。ともあれ、「ますますテレビは信用ならない!」といった調子で、若者のテレビ離れに拍車がかからなければいいのだが…。
(所ひで/YouTubeライター)
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