嵐の相葉雅紀が主役を務める月9ドラマ「貴族探偵」(フジテレビ系)が復調の兆しを見せているようだ。5月29日放送の第7話は平均視聴率7.8%を記録。7.5%だった前回の第6話からわずか0.3ポイントだが上昇した。
「いよいよドラマ全体のクライマックスに突入し、面白くなってきました。第7話では仲間由紀恵が姿を現し、物語の壮大な伏線が明らかになりました。ですが、上昇したのがわずか0.3ポイント‥‥。相変わらず10%を切っているようでは話になりませんよ」(テレビ誌ライター)
月9のプロデューサーだった亀山千広社長の6月末退任が決まっており、高視聴率で花道を飾りたいものだが、それはなかなか難しいようだ。
「問題なのはスタート時にあれだけ騒がれたのにもかかわらず、今は視聴率が回復してもほとんど話題にならないことです。“爆死”と言われた前作の『突然ですが、明日結婚します』ですら、最後まで視聴率がネタになったものですが‥‥」(前出・テレビ誌ライター)
新たに社長に就任する宮内正喜氏は報道の強化を図るという。後ろ盾を失った月9ドラマは「貴族探偵」を最後にブラウン管から姿を消すのだろうか。