ジョニー・デップはアカデミー賞を受賞することに興味がないようだ。ジョニーはスピーチが嫌だという理由からその栄えある賞を手にすることを気にしていないそうで、英BBC「ニュースビート」に出演した際、「ああいうのは絶対に受賞したくないんだ。話したくないからね」「ノミネートとかは2、3回されたことがあるけど。ノミネートだけで十分さ。受賞っていう考えは誰かと競い合っているってことであって、僕は誰とも競い合ってなんていないからね。ただ自分の立場を守って、自分のしたいことをするだけさ。そういう考えが嫌いな人もいるけど、まぁそれも仕方ないよね」と語った。
そんな中、ジョニーの親しい友人であるアリス・クーパーは先日、ジョニーは生活費のために俳優業をやっているだけであって、実際にはロックスターになりたいのだと明かし、「ジョニーは12歳の時に音楽を始めたんだ。ロサンゼルスに上京してきた時は俳優を目指してやってきたんではなく、ギタリストとしてきたんだよ。バンドメンバーと一緒にやってきたんだけど、彼はルックスがすごく良いし、テレビドラマの『21ジャンプストリート』向けに若手の俳優を探しているところだったから見出されて今に至るってわけさ」「ジョニーは俳優業をアルバイトって呼んでるよ。『俺はかなりの映画をやるけど、ギターを持ってステージに出たくて仕方なくなるんだ』って言ってたよ。彼はずっとロッカーなのさ。『ロックンロールが初恋だったんだ。俳優業は生活に必要だけど、選択肢があるならギターが勝つよ』って言ってたよ」などとジョニーの胸中を代弁した。