NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」を惜しまれながら卒業した横山だいすけ。卒業後は「バイキング」(フジテレビ系)を始め、様々なバラエティ番組にも出演、活躍の場を広げている。ところが、そこで明らかにした、“うたのお兄さん”に課せられた「掟」のあまりの厳しさに、注目が集まっている。
「まず最初にうたのお兄さんは、タレントではないと釘を刺され、イメージを守るために『NHK以外の番組出演禁止』『立ち食い禁止』『信号無視禁止』などの禁止事項を守らなければなりません。さらに収録に間に合わないなどのトラブルを避けるために『海外旅行やスキーの禁止』『自動車運転の禁止』、その上なんと『恋愛禁止』などの掟まで設けられています。しかも給料はNHKの契約社員扱いなので月額30万円だと聞かされ、割に合わないと言う声がスタジオでも上がっていました」(番組関係者)
このAKB48並みの厳しい禁止事項を耳にして、ドン引きする視聴者も続出。少し言い過ぎたと思ったのか、6月28日のTBSラジオ「たまむすび」に出演した際には、「恋愛禁止はどっちかと言うと都市伝説で、今はそういうのはうまくやってね、と容認されています」と、言い訳ともとれるコメントを残している。実際はどうなのか。
「10代目体操のお兄さんを12年間も務め、アイドル的な人気を誇った“ひろみちお兄さん”こと佐藤弘道が、配偶者と子供がいることを10年間隠していたことはつとに有名。横山に恋人がいるかどうかは、わかりませんが」(女性誌記者)
それにしても、こんな過酷な縛りがありながら、なぜ“お兄さん”を何年も続けるのか。
「ひろみちお兄さんの場合は、抜群の知名度と人気を活かして全国で親子や幼児のためのスポーツクラブを立ち上げ、親子体操教室などを主宰。タレント活動の他に大企業からのCM契約も立て続けに舞い込み、やめた1年目の年収はなんと3億円だったとあるテレビ番組で明かしています」(前出・女性誌記者)
横山も8月23日には、人気絵本シリーズを映画化した「くまのがっこう&ふうせんいぬティ二ー」の主題歌でソロCDデビューすることが決まっている。この勢いでいけば、ひろみちお兄さんの卒業年収入3億円には届かなくとも、お兄さん時代の10倍は軽く超えるのではないか。