俳優の山下智久主演のフジテレビの“月9”ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」、平均視聴率16.3%で好発進した。
2016年1月からこの枠は、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」9.7%、「ラヴソング」8.4%、「好きな人がいること」8.9%、「カインとアベル」8.2%、「突然ですが、明日結婚します」6.6%、「貴族探偵」8.6%と1ケタ台が続いていただけに、フジにとって15%超えは久々の朗報となった。
しかし、本サイトの既報通り、脚本に難がありそうだ。それは、今作から登場したフライトドクター候補の名取颯馬(有岡大貴)、灰谷俊平(成田凌)、横峯あかり(新木優子)の3人の設定が「ありえない」と、視聴者からバッシングされてしまったのだ。
「新人のキャラがベタすぎてやだ。あんなの本当に救急に入ってくるの?」「フェローひどすぎない」「既に脚本が不快。救命みたいなとこにこんな使えない新人に置くわけねーだろ」など、仕事中にスマホを見たり、ヘアスタイルを気にしたり、あまりにも使えない新人ばかりに視聴者はイライラしてしまったようだ。
救命ドラマといえば、米国の「ER」シリーズが最高峰と言われているが、「コード~」もそれに匹敵するスピード感と緊張感があった。それをフェロー3人がぶち壊しにしている感は否めないという。すでに視聴者からは「脚本家を元に戻せ」との声もある。
これらの反応にドラマ関係者は「2話からの落ち込みが怖い」と漏らした。脚本家を変えたことが吉と出るか凶と出るかは、第2話の視聴率が証明してくれるだろう。