IKKO、父親への「死化粧」エピソードを涙ながらに告白

 9月2日放送の「サワコの朝」(TBS系)に美容家のIKKOがゲスト出演。19歳から8年間住み込みで働いた横浜の美容院で、茶碗に入れるご飯の量や食べるスピードまで注意されるなどの厳しい指導によって、人に対する気配りを学んだという話などを面白おかしく披露した。

 雑誌で女優のヘアメイクを担当したことで脚光を浴び、その後、情報番組「ジャスト」(TBS系)メイクコーナーに抜擢。本業のヘアメイクでは「美」を追求するため、ストイックに自らを磨き続け笑う余裕すらなかったのに対し、バラエティに出演するようになって、笑っている自分がいるのに気づいたのだという。

 そして、ブレイクのきっかけになった人差し指を立てて横に振る「どんだけ~」ポーズの誕生秘話を明かす。

「『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で話を振られたとき、すでに新宿二丁目では流行っていた『どんだけ~』を披露しようとして人さし指を立てたら、あまりの緊張で手が震えちゃったんです。それが面白いって言っていただいて」

 IKKOは福岡県出身で姉2人、妹1人に囲まれた長男。「母親は美容院を経営、父親は男っぽい人で野球に連れて行ってくれたり、魚釣りに連れて行ってくれたけど、こうした遊びは熱が出そうなぐらい本能的に嫌で、ずっとままごとをしていたかった」と振り返る。

 その父親が10年前に肝臓ガンで亡くなった際、IKKOは死化粧を施した。「顔に出ていた斑点をなくすことができた。メイクの仕事を選んでよかった」と涙ながらに話した。入院中の父親に「どんだけ~」でブレイクした姿をぎりぎり見せることができたそうで、父親が看護師らに「IKKOはオレの息子だよ」と言っていたのをあとから聞いて、認めてくれたんだなと胸のつかえが下りたそうだ。ただ、「ホントは娘と言って欲しかったんですが」と泣き笑い。

 そんなIKKOは今後、50代以降の人の美しさについて勉強したいと語る。

「変に若返りするのは違うような気がする。50代には50代の美しさがあるし、60代には60代の美しさがある。メイクが美しいではなく、年齢とともに輝いていることが重要で、私も50を過ぎてこれからいろいろあると思いますけど、喪失感に負けないように生きていこうと思う」

 IKKOが女性に支持される理由が分かったような気がした。

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