あなたの恋の始まりは──一目ぼれ、トラブル中で最悪な第一印象、はたまた少女マンガの定番である曲がり角でイケメンとぶつかるなど、恋人との出会いのシーンっていろいろありますよね。なかにはまったく印象がなくて覚えていないなんてこともあるかもしれません。現実の世界では、好きな気持ちに気付いたときが恋の始まりで、むしろ一目ぼれを除けば、出会ったときを覚えている人のほうが少ないかも。でも、後になればなるほど、好きな人との貴重な出会いをもっと大事にしたかった、なんてことを秋の空を見上げながら思ったり……。そんな気持ち、ぜひマンガで実現してみませんか？
まんがをお得に買える電子書店「eBookJapan」では、さまざまなシーンの名場面からマンガを選ぶ、特集「ニューマンガパラダイス」を開催中。第一弾の「キスシーン」集の次は、「恋人との出会いシーン」集です。特集内で紹介されている、マンガ好きの書店員のレビューと出会いのあるワンシーンから読みたい作品を選べば、無料で試し読みができちゃうんですよ。新旧さまざまなジャンルの作品があるので、その中から一部を紹介。マンガでは出会いは伏線です。主人公に感情移入する読み方もいいですが、主人公を見守るがごとくその後のストーリーを追いかけるのも、マンガのひとつの楽しみ方です。読後には、きっと、何ともいえない感情がわいてくるかもしれませんよ。
◆嘘から始まった出会いがやがて本物の恋に発展！
小笠原秋は人気バンド・クリプレの元メンバーで、現在はサウンドクリエーターとしてバンドを支えている。あるとき、秋は、ニートと嘘をつき、クリプレの大ファンである小枝理子をナンパする。お互いの素性を知らないまま、ふたりは付き合い始めるが──佐藤健と大原櫻子出演で映画化もされた『カノジョは嘘を愛しすぎてる』。通称『カノ嘘』。出会いがナンパというのはよくある話ですが……。
「仕事と恋愛の問題でやさぐれていた秋は、たまたま目についた理子を『一目ぼれって信じますか？』とナンパ。秋は理子を好きでもなかったし、ナンパしたのも誰だってよかった。嘘から始まったふたりの関係ですが、この後、本当に好きになってしまうという展開を考えると、運命的な出会いだったなぁと思わされます」（Y・A 女性 20代）
◆面白おかしい幼き日の出会いは、やがて大切な人との始まりとなった！
戦中の広島県の軍都・呉を舞台にした家族ドラマ。主人公・すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく──2016年に映画化されて話題になった『この世界の片隅に』。戦中の悲壮感はあまりなく、すずと後に旦那さんとなる周作との出会いは、幼き日の記憶……。
「タイトルに続くすずの台詞『この世界の片隅に、うちを見つけてくれてありがとう』に象徴されるように、出会いはこの作品の重要なテーマのひとつです。物語の冒頭、すずと周作が始めて出会うシーンは、面白おかしい幼い記憶として描かれています。先に紹介したすずの台詞は、物語の終盤に周作と再会するシーンのものなのですが、実はこの出会いのシーンと繋がっていて、通して読むと、何とも懐かしく胸がいっぱいになります」（A・A 女性 20代）
◆ギャップ萌えのリアル・ラブストーリー。実はあの時あんな形で出会っていた……！
男性情報誌で働く海月愛梨は、急な移動で編集部に籍を置くことに。そこには仕事はできるが超マイペース、超オレ様な男、叶雄星がいた。雄星の補佐になった愛梨は、いちいち腹の立つことばかり言う彼に反発。けれど、雄星の本当の優しさに触れて──恋愛マンガの巨匠・北川みゆきが描く『みだらな熱帯魚』。ふたりの出会いは、あの時の……。
「学生時代に挫折を味わって水泳をやめた海月愛梨は、タオルをつかんだときにプールの中に引きずり込まれたことが。実はそこで出会ったのが、後の上司の叶雄星でした。あまりにも劇的な出会いに『まず水泳帽かぶるのが規則だよ』とブツブツ言いながらも、プールやシャワー、雨、いちいち水に濡れるふたりがドラマチックで、目が離せません……」（Y・T 女性 20代）
◆電子コミックなら新しいマンガの楽しみ方ができる！
オススメ3作品の「出会いのシーン」はいかがでしたか？ 特集サイトでは、上記の作品以外にも、ドキッとするような名作のワンシーンがいっぱい。過去に読んだ作品も、今まで読んだことがなかった作品も、この機会に試してみては？
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