キャリアウーマンネタの“35億”が、「ユーキャン新語・流行語大賞」トップ10に選ばれ、連ドラ「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)にも出演。「24時間テレビ40」のチャリティマラソンランナーに選ばれるなど、昨年はブルゾンちえみにとって大ブレイクの年になった。
「一時は“一発屋”になるのではないかと心配する声も聞かれましたが、with Bとの活動と並行して5人組のユニット、Royal Flushとして洋楽MVコピーの創作活動にも力を入れています。8月に第一弾がお披露目されて以来、9月に第二弾、11月にはイギリス人のシンガーソングライター、デュア・リパのヒット曲『New Rules』を第三弾としてお披露目。『Dirty Work』に続くヒットが期待されています」(音楽誌ライター)
さらに去年の後半には、お笑いだけでなく女性ファッション誌に度々登場するなど活躍の幅を広げ、Instagramのフォロワー数も140万人を突破。2018年もさらに飛躍の年になりそうだ。
「大手事務所ワタナベエンターテイメントに所属するブルゾンは、去年ブレイクしたことで社長が戦略を練って売り出していく“社長案件”に昇格。社長のお墨付きをもらい、一発屋で消えることはないと思って間違いないでしょう」(放送作家)
しかし先月15日、「第30回小学館DIMEトレンド大賞」で「ベストキャラクター賞」に選ばれたブルゾンは、贈賞式の席でこんな本音も漏らしている。
「仕事も頑張りますけど、2018年は恋愛をしたい。ネタのセリフ『待つの』と言ってはみたものの、待っていても男性からのアプローチがまったくない。2018年は、待たずに自分からいきます」と思いを語っている。今年は“仕事と恋”の両方を手に入れると宣言するイケイケのブルゾンだが、絶好調の時ほど注意が必要。二兎を追う者は一兎をも得ずに、ならぬよう祈るばかりだ。
(窪田史郎)