お笑いコンビ・ブリリアンのコージが5月24日、情報番組「PON!」(日本テレビ系)に出演し、大学アメリカンフットボールにおける“反則タックル騒動”について言及している。
ブルゾンちえみのバックパフォーマンスでお馴染みの「with B」として知られるコージだが、かつて法政大学アメフト部でキャプテンを任されるなど、端正な甘いルックスとは裏腹に“ゴリゴリの元フットボーラー”でもある。
そんなコージは、今回の悪質タックル騒動の直接の加害者である日本大学の宮川泰介選手について、「あのラストプレーの記憶で終わってしまうのが本当に辛いですね。もし可能ならしっかりと反省してもう一度アメフトをやってもらいたい」と同情すると、謝罪会見で引退を決断した同選手の判断については「アメフトが大好きな人間に、最後はアメフトをやる権利がないと言わせたのが本当にショックでならないです。こんな形でアメフトが知れ渡ってしまいましたけど、本当にアメフトって良いスポーツなんです」などと、経験者ならではのコメントを残した。
「普段はバラエティなどでドジな一面をネタにしてきたコージですが、アメフトに関してはさすがに黙っていられなかったのか、語り口調も真剣そのもの。視聴者からも『コージ、良い事言ったな。好感持てます』『いつもと雰囲気違って見直しました』『アメフトの良さをPRしてくれてありがとう!』といった好意的な言葉が並び、中には『そんなにしっかり喋れるならもうブルゾンから独立しろ』『もっと本格的にアメフトの親善大使みたいな仕事してほしい』『アメフト界のイメージを上げられるのはコージだな』との要望も。思わぬタイミングでコージの株が急上昇することになりました」(テレビ誌ライター)
最後には「アメフトが素晴らしいスポーツであることを伝えるのが使命だと思ってますし、恩返しもしたい」と宣言し、重責を担うことを約束したコージ。“ブルゾンの引き立て役”から“アメフト界のシンボル”へ。華麗なる転身が始まろうとしている。
(木村慎吾)