芸能人にとって、年末といえばディナーショーシーズンだ。五木ひろしの5万1000円を筆頭に、郷ひろみ4万6000円、小林幸子3万3000円、森口博子1万3500円と、大御所から中堅どころまで豪華ディナーに歌やトークでドーンと稼ぐ書き入れ時。なかには1年の収入のほとんどをこの期間に稼ぐという人もいる。
そんなディナーショー業界に、今年はニューフェイスが登場した。
「今年、ラグビーW杯での24年ぶりの勝利で一躍時の人になった五郎丸歩選手です。『五郎丸選手のスクラムトークの夕べ』と題された、1時間ほどの食事付きトークショーで、限定450名で1人1万6000円。売り出しから30分でチケットが完売し、キャンセル待ちも出たそうです」(週刊誌記者)
おおいに注目されたこのディナーショー。12月20日に開催されたが、マスコミは完全シャットアウト。いったいどんな中身だったのか。
「参加者の9割が大人でそのうちの7~8割が女性だったそうです。食事は和食の弁当で、五郎丸にちなんで俵型のご飯を並べたスクラムごはん。また、煮物の海老芋はラグビーボール型に切ってありました。デザートはゴールポスト型のホワイトチョコレート。五郎丸選手はいつもと違って着物姿で登場し、お客さんもその“特別感”を満喫したようです」(女性誌記者)
今年はラグビーファンの拡大に大きく貢献した五郎丸選手。一過性のブームで終わらせないためには、来年も彼のさらなるファンサービスが必要になりそうだ。
(大門はな)