メンバー4人中、3人が未成年女性との飲酒疑惑に見舞われているアイドルグループのNEWS。それでも活動自粛中だった小山慶一郎が6月27日に復帰し、6月30日放送の「MUSIC FAIR」(フジテレビ系)では手越祐也が人気韓流女性グループ・MOMOLANDのメンバーとプムプムダンスを披露するなど、8月11~12日に東京・味の素スタジムで開催する15周年ライブに向け、準備を整えているところだ。そんなNEWSに対して厳しい現実が突き付けられているという。芸能ライターが語る。
「タワーレコードが7月4日に発表した2018年上半期の邦楽アルバム売上チャートで、NEWSの最新アルバム『EPCOTIA』がジャニーズWESTやSexy Zoneの後塵を拝したのです。NEWSは活動15年目の大ベテランなのに、同5年目のジャニーズWESTや同7年目のSexy Zoneにセールスで敵わなかったのですから、今後の展開も危ぶまれるところでしょう」
NEWSのCDセールスについては、最初のアルバム3枚が20万枚以上を売り上げたものの、4作目からは大台を割り込み、ここ4作品はなんとか10万枚をキープしている状況。そこに今回の飲酒トラブルも加わり、さらなるファン離れが危惧されている。
「この1月に2018年のツアーが発表された時、全24公演の中にそれまで恒例だったドームライブが含まれておらず、NEWSファンからは『規模が縮小された』と落胆の声も聞こえていました。実際には後日、スタジアムライブを発表したことで帳尻が合ったわけですが、CDが売れていないことはファンも認識しており、昨年はシングルが1枚しかリリースされなかったという現実もあります。そんな中での今回の飲酒騒動ですから、新規のファンを開拓するどころか、既存ファンのつなぎ止めすら危うい状況。味スタでの15周年記念公演が、最後の打ち上げ花火となる可能性も危惧されています」(前出・芸能ライター)
NEWSはベスト盤も含めると10作連続でアルバムがランキング1位に輝いた実績を持つ。今後、この燦然たる記録を途絶えさせることにならなければよいが…。
(金田麻有)