浅野忠信の父・佐藤幸久容疑者がまたしても薬物使用の容疑で逮捕されていたことがわかった。佐藤容疑者は昨年11月に同容疑で逮捕され、今年3月に東京地裁で懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を受けたばかり。つまり執行猶予中に起きた逮捕劇だった。しかもこの時の裁判で、00年と08年にも同様の容疑で逮捕され、それぞれ執行猶予判決を受けていたことも判明。また、再婚した妻からの要求により昨年末に離婚をしていたこともわかった。
「ネット上には、息子の浅野が不憫すぎる、どうしようもないクズ親で泣けてくるなど、浅野に同情する声が殺到しているようですが、その通りでしょう。佐藤容疑者はかつて浅野が所属する事務所『アノレ』の社長を務めていましたが、昨年の逮捕後に辞任。そのためアノレは『社として対応することはない』とコメントしています。佐藤容疑者が逮捕をされたのは、くしくも息子が出演している映画『パンク侍、斬られて候』の公開初日だった6月30日。浅野が今作で演じているのはセリフらしいセリフのない役ですが、視覚的にインパクトのあるおかしな刺青を顔に入れ、腹を振りながら珍妙な踊りをする新興宗教団体“腹ふり党”の教祖・茶山半郎を怪演しています。浅野にしかできいないであろう奇怪なキャラクターを見事に演じているだけに、父親がこのタイミングで再逮捕されたことに心が痛むばかりです」(映画誌ライター)
不肖の息子ならぬ不肖の父を持つ浅野。果たしてどんな心境なのだろうか。