最近、30代肉食女子たちからこんなことをよく聞く。「25歳くらいの男子、結構カンタンに落とせますよ」。
一夜のお相手として、アラウンド25歳男子はもってこいだというのだ。大人の男女の「酸いも甘いも」を見てきているバーテンダーたちの話も同様で、「最近、20代男子と30代女子のカップルが増えてきている。女性のほうが男をリードしているカップルが多い」というのだ。
肉食女子たちの言い分はこう。
「平成元年前後に生まれてる世代って、私たちが子ども時代にチラ見したバブルも知らないし、東京ラブストーリーみたいなベタベタな恋愛ドラマもあまり観ていない。そういう環境が、何に対しても『勢い』や『ノリ』でなかなか動けない、堅実な習性を培ってしまってるの」
物心ついたときから不景気な日本を見てしまっているから「失敗したくない」という意識が働いて、堅実になる傾向が強いのだとか。
だから自然と恋愛に対しても消極的になりがちで、いいなと思う子がいても失敗を恐れてなかなか口説けない。
男子だから「したい」欲求はあるけれど、断られて傷つくのは怖いのだ。
「男性は承認欲求が強いから、とにかく『えらいね、頑張ってるね、尊敬する』と仕事面とかでホメておいて、最後に『もっと一緒にいたいな~』と甘えてみせれば、コロッと落ちますよ。年上でも力関係はこちらが下、と見せかけるのがコツ」
肉食女子たちはこう手の内を明かす。また、「より確実なのは、こちらが仕事をきちんとしていて、かつ男慣れしているというのを示すこと。仕事でも恋愛でも『格上』と見せておいて、でもアナタに落ちちゃったという演出が効果的」なんだとか。
ちなみに、落としやすい男子は見た目でもある程度わかるという。
「清潔感があって爽やかなイケメンタイプ。服装がシンプルで無難な、ちゃんと仕事していそうな子。このタイプは、彼女がいても結構落とせます。今の20代は、このタイプの場合はイケメンであっても意外と経験人数が少なくて、イケメンを自覚しているほど、そのことにコンプレックスを抱いているから」
だから、チャンスが向こうから舞い込んで来たら、とりあえずつかむ!というわけだ。
もうすぐバレンタイン、チャレンジしてみる価値はあるかもしれない?