やはり“怪獣”の感覚はズレている!?
明石家さんまが8月1日に放送されたバラエティ番組「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)にて、バイキングについての持論を展開したが、世間の共感は得られなかったようだ。
この日は、ゲストが気になっているテーマについて出演者が討論を行う「ホンマでっか!? どっち派討論会!」を実施。ゲストの立川志らくが、バイキング形式の飲食店でお皿に盛るとき“食べ物を一気に盛り付ける派”か“一口サイズで盛り付ける派”の2択の質問をしたところ、さんまとマツコ・デラックスは“一気に盛り付ける派”の席につき、“一口サイズ派”の立川らと討論を交わした。
志らくは「全てが美味しいわけではないし、自分の好みだというわけでもない。料理をたくさん盛っても一口食べたら『これは美味しくないや』ってなっちゃう」と、たくさん盛っても料理が美味しくなかったら残してしまうことになるため、最初は一口サイズで取って美味しかったものをおかわりしていくべきだと主張。
これにマツコは「残す、残さないではなく、ちまちま何度も(食べ物を)取りに行くのが恥ずかしい」「何度も取りに行く人を見るとはしたないと思う」と、何度も料理を取りにいく行為が好ましくないという理由で“一気に盛り付ける”と持論を述べた。しかしさんまは「別に残してもいいじゃない。バイキングって」「もう買ってる(お金を払ってる)からね。残したってええねん。自分の体の調子だから」と、マツコとは異なる観点からの意見を開陳。
これに志らくは「さんまさん、大先輩に申し訳ないですけども、『残してもいいじゃない』っていうセリフは人間としてクズです」と、さんまの考え方を全否定。また、視聴者からも「普通にルール違反でしょ」「さんまが本当にそう思ってるなら引くわ」「残すのが当たり前っていうのは店側したら迷惑でしかないし行儀も悪い」などと、ネットにはさんまの主張には同意できないという意見が多かった。
「食べ放題のお店では、絶対に食べきれない量を取って平気で残す客への対策として、相当量の食べ残しには罰金を課すルールを定めていることが多い。そもそも一流芸能人のさんまが庶民的なバイキングに行くとは考えづらいですが、とはいえさんまの主張を鵜呑みにして、残すのを前提に一気盛りする人が出てくるかもしれないので、もう少し自分の影響力を考えた方がよかったかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
自身のお気に入りであった剛力彩芽が交際中のZOZOTOWN・前澤友作社長と交際アピールをすることに対しても、否定的な意見を口にしていたさんま。どこまでが本気で、どこまでがネタなのかは分からないが、今回のウケもあまりよろしくなかったようだ。
(田中康)