1月24日に放送されたトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)にプライベートでも親交が深いという小島瑠璃子、JOY、菊地亜美の3名が出演。
そこで小島は「女性からそんなに? ってぐらい好かれない」と悩みを打ち明け、女性人気の低さを嘆いていた。
それについて、菊地は「普段は毒舌なのに、それを出していない。好感度を気にしすぎている」と指摘。その意見に「まさにその通り!」と同調する女性視聴者が多かったのだ。
今回の放送ではそれぞれの給料の話題になったのだが、JOYが全盛期に現在の小島並みにテレビ出演していたが、給料は15万円だったと話すと、小島は「うわぁ~」とそれに同情。だが、直後にJOYは「それは事務所がケチってわけではなくて、元からそういう契約にしてたし、自分で選んでいるからしょうがない」と大人な意見で小島を納得させた。
さらに菊地も「売れている時(12年)から給料は少なかったけど、今まで一回も『給料を上げてください』とか『嫌です』って言ったことがない」と話した。
これに対して小島も「私も1回もない」と乗っかって、毎月の貯金額がゼロという話題に持っていたが、不満気に語っているようには一切見えなかった。
だが、この一連のやり取りこそ小島が嫌われる原因そのものだ、とテレビ誌記者が解説する。
「話を合わせるのは上手い。JOYがあのトークの中で給料について不満を言い出していたら、昨年、タクシー代やボーナスが出ないなど、事務所の悪口を番組でこぼしていた小島は引き出しも多いでしょうから、そちらでも上手くトークを広げていたでしょう。むしろ、視聴者もそれを期待していたはずですが、話は給料制に納得しているという方向に展開されたため、小島は嫌味っぽく聞こえないように言葉を選んで、現状を伝えていました。ですが、視聴者の頭の中にはこれだけ売れっ子の小島が『貯金ゼロ』なわけがないと、すぐに疑問を持ってしまったようです」
それ以前にいくら持っていたかは別としても、実際に貯金ゼロでは生活費の引き落としなどもままならないはず。口座に大金が入っていようが、貯蓄のための別口座がないと「貯金はない」と煙に巻くお金持ちもいるだけに、視聴者は小島がまさにそのパターンだと思ってしまったようだ。
今回のようにその場の空気に器用に合わせていっても、ついつい自分が目立ってしまうのが敵をつくる要因。それが売れている理由でもあるだけに、今のこじるりが女性からの好感度をアップさせるのは、なかなか至難の業かもしれない。
(本多ヒロシ)