お笑い芸人・カラテカの入江慎也が仲介した反社会的勢力との“闇営業”に参加したお笑い芸人11人に対し、謹慎処分を下した吉本興業を再び激震が襲った。
同社は6月27日、「3年ほど前に知人である他社所属芸人を通じ、飲食店オーナーの誕生日パーティーで芸をしてほしいと依頼され、参加。その際、金銭を受け取った。このパーティーは反社会的勢力が参加していた」との理由で、お笑いグループ・スリムクラブの真栄田賢と内間政成を無期限謹慎処分にしたのだ。なお、ふたりは同社の聞き取りに対し「反社会勢力とは知らなかった」と説明しているという。
ネットでは「またか…」「これはまだまだ処分される芸人が出てきそうだな」「反社会的勢力とは知らなかったで、また押し通すのかな。もう誰も信じてないよ」など、怒り、諦め、呆れの反応が寄せられている。
「改めて、お笑い芸人が反社会的勢力と接触しやすい環境であるかを考えさせられる報道となりました。スリムクラブの例では、記事には『事前に認識していたはず』との記述もあり、“知らなかった”という釈明に対する疑問が浮かび上がる結果となっていますが、この分だと他の事務所の芸人、タレントも含め、まだまだ出てくるのではないかという機運が高まっていますね…。芸能人が個人で“闇営業”している限り、こういった“落とし穴”に知らずに落ちているケースも多い可能性があります」(芸能記者)
今後、気がつけば芸人が“激減”してしまうかもしれない?
(石見剣)