「好きなタイプと合うタイプは別だ」という話はよく耳にします。確かに、今までの過去の恋愛で失敗したケースをよく考えてみると、「あの人とは結果、合わなかった…」と思うことってありますよね。オトナ婚活では、自分の経験してきた過去の事例が多い分だけそれを思い出し、自分の傾向を知ることができるのではないでしょうか? そこで、自分に合うタイプを知るための、3つの方法を紹介していきましょう。
1つ目。過去の付き合った彼の、表と裏の性格を紙に書き出してみる。例えば、「男らしくて頼り甲斐があったが、裏は、自己中で人を従わせようとした」とか、「面白くてお話し上手、いつも笑わせてくれたが、裏の顔は強烈“かまってちゃん”だった」とか。
そして、別れた原因を書き出して、そのときの自分の気持ちを書いてみる。例えば、「頼りたいと思う気持ちが強くて、いつも従う自分を演じていてツラかった」とか、「面白いと思ったが、付き合っていくうちに笑えなくなり、彼の内面が透けてみえてきた」とか。そうすることで、少しずつ「自分の恋愛傾向」がみえてくるでしょう。
2つ目。身近な人に、自分に合いそうなタイプを聞いてみる。好きになったタイプで今までは全滅しているわけですから、自分だけで突っ走らないで、ちょっと人に聞いてみましょう。意外に、自分は自分のことがみえていないものです。それこそ、結婚相談所や親兄弟などであれば、核心をつくアドバイスをくれるかもしれませんよ。
3つ目。自分に合うというのは、どんな形でも自分が「自然体」でいられる相手のことです。好きなタイプの男性と出会うと、よくみられたいあまりに自分を演じることも多くなるはずですが、まずは自分も「自然体」で接してみること。そうすると、相手も「素」の自分を出してくれるでしょう。
ひょっとすると、今まで選ばなかったタイプの人の中に、この先ずっと「合うタイプ」がいるかもしれませんね。
(オトナ婚活研究家・乙坂章子)